トヨタ新型「ランクル70」で「車中泊」できる!? 専用セミダブル「寝床」発表! 24年1月に実車初披露
トイファクトリーは2023年12月28日、トヨタ 新型「ランドクルーザー70」で車中泊ができる専用のベッドキットを発表しました。2024年1月中に販売を開始する予定です。
大人2人が就寝可能なセミダブルサイズを展開
キャンピングカービルダーのトイファクトリーは2023年12月28日、11月に発売されたトヨタ 新型「ランドクルーザー70」で車中泊ができる専用のベッドキットを発表しました。
1951年に登場した四輪駆動車「トヨタ BJ型」から始まり、72年に及ぶ長い歴史を持つブランドであるランドクルーザー(ランクル)シリーズは、その歴史の過程において3つの系譜に分化しています。
フラッグシップの「ステーションワゴン」タイプが「ランドクルーザー」(ランドクルーザー300)、中間に位置する「ライトデューティ」タイプの「ランドクルーザー250」(旧:ランドクルーザープラド)、そして悪路走破性と耐久性を重視した「ヘビーデューティ」タイプがランドクルーザー70(以下、ランクル70)です。
ランクル70は、1984年のデビュー以来、細部の改良を重ね続けながら40年近くにわたってフルモデルチェンジせず生産を続けている珍しいモデルで、悪路走破性や耐久性に優れたラダーフレームシャシやパートタイム4WDといったタフな造りに加え、四角く無骨なスタイルも大きく変えていません。
国内では2004年に一度販売を終了していますが、海外では継続。ランクル70のデビュー30周年となる2014年には、およそ1年限定で国内の再販売を実施しています。
この時に好評を博したことから、2023年11月に約9年ぶりに2度目の復活を遂げました。
外観の一部をマイナーチェンジし、先進運転支援機能「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」を追加し走行性能も向上させるとともに、パワートレインは最高出力204ps、最大トルク500nmを発揮する2.8リッターディーゼルターボエンジンに刷新し、6速ATと組み合わせています。
ボディサイズは、全長4890mm×全幅1920mm×全高1920mm、ホイールベース2730mmです。
今回トイファクトリーが発表したのは、そんな新型ランクル70に向け、同社がこれまでのキャンピングカー開発の知識と経験を活かし開発した専用のベッドキットです。
荷室にスチール製フレームを設置し、折りたたんだセカンドシートの上にわたってベッドマットを載せて展開します。
マットの寸法は、長さ1800mm、幅1300mm、マットの厚みは50mmで、大人2人が就寝可能なセミダブルサイズとなっています。
マットの生地は、トイファクトリーのキャンピングカーにも使用される専用ファブリックで、汚れに強く手入れが簡単で優れた強度を持つ「プレミアムスエード」を採用しました。
またフレームの下には天地345mmの荷物収納スペースが確保され、車中泊時の利便性も確保しています。
※ ※ ※
なお新型ランクル70専用ベッドキットは、2024年1月12日から14日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されるカスタムカーイベント「東京オートサロン2024」の「ジャオス」ブースで、新型ランクル70の展示車両に搭載して初披露されます。
トイファクトリーによると専用ベッドキットの発売は同1月中の予定で、販売価格についてはそれまでに発表するとしています。
60で儀文でベッド政策したが、長さ、幅、は十分だが、高さが足りなかった。高さはなぜ重要か?理由は車内で着替えるときに高さがないと不便。それとベッド上で胡坐を掛けないことだ。70の室内高さ最低でも90Cmは欲しい