まさかの「タイヤパンク」どうする? 車載増えた「修理キット」が直せる傷は? 初心者でも使えるのか
パンク修理キットを使用する際の注意点は?
パンク修理キットを実際に使う場合、注意すべきことなどはあるのでしょうか。前出の担当者は、次のように話しました。
「注意点としては、まず、バーストしてしまっているタイヤにはパンク修理キットは使用できません。
そして、コンプレッサの種類にも注意が必要です。
コンプレッサに液体の入ったボトルをセットして、液とエアを同時に入れるタイプのものと、先にボトルの液体を入れ、その後にコンプレッサでエアを注入するタイプの2種類があります。
トヨタや日産などの純正品は前者のタイプのものが多いですが、軽自動車の場合は後者のタイプが多いです」
では、パンク修理キットで修理をしたあとに、すぐに走行してしまっても大丈夫なのでしょうか。前出の担当者は次のように話します。
「修理キットを使用したあと、すぐに走行することは可能です。
修理キットは、入れた液体がこびりついて穴を防ぐような仕組みになっており、走行しながら固めるようになっています。
なので、むしろ修理キットを使ったあとは、すぐに走行することがおすすめです。
キットを使ったあとは、試しに少し走行してみてから穴が塞がれているかどうか確認してみるとよいと思います」
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ただし、パンク修理キットで応急処置したタイヤは長距離走行できる状態ではないため、できるだけ早いタイミングでディーラーや整備工場などまで持っていく必要があります。
またパンク修理キットは応急処置が目的となっているため、パンクした規模が大きかったり、2本以上のタイヤが同時にパンクしたりしている場合には対処しきれません。
昔聴いたラジオで、この手のタイヤ補修材を使ってパンクを修理した人が、ちょうど渋滞にあって、なかなか走り出すことが出来なくなって、穴を固める薬剤が偏ってタイヤがおかしくなったという話をしていたことがありました。たしか、この補修材を使った時には、タイヤは使えなくなるので基本は新しいタイヤに交換するという話を聞いたのですがどうなのでしょうか?
セ-ルスマン曰く。パンク修理材は使わないほうがよいとのこと。理由はJAFなどで見た後で使用しないとそのタイヤは廃棄処分になるほど、ダメ-ジが出るそうです