まさかの「タイヤパンク」どうする? 車載増えた「修理キット」が直せる傷は? 初心者でも使えるのか
年末年始など大型連休などではクルマで出かける機会も増えます。その際クルマのトラブルの上位として「パンク」が挙げられますが、どのような場合に使用できるのでしょうか。
パンク修理キットを使うタイミングや有効期限は?
クルマのトラブルの上位として「パンク」が挙げられます。
しかし、そんなときに使えるパンク修理キットがありますが、どのような場合に使用できるのでしょうか。
最近のクルマでは、パンク応急修理キットは従来のスペアタイヤと比べて、省スペース化に繋がり、タイヤの脱着などの力作業も少ないため、パンク応急修理キットを搭載するモデルが増えています。
パンク修理キットはその名前の通りパンクした際に使用するものであり、走行中に万が一の問題が発生した際に対応できます。
では、突然のパンク時などに応急修理キットを使用したことがないドライバーは応急修理が出来るのでしょうか。
今回にJAFが行ったテストでは、パンク応急修理キットを使用したことがない3名が取扱説明書を見ながら、実際に4mmの釘が刺さった状態でパンクしたタイヤの応急修理を行っています。
応急修理後に約5km走行して、再度空気圧を調べて完全に応急修理ができていることを確認するまでの時間を計測。
結果は、パンク応急修理キットを使用したことがない人でも、取扱説明書を見ながらであれば、パンクの応急修理をおこなうことができたようです。
そんなパンク修理キットについて、パンク修理材を扱っているマルニ工業株式会社の担当者は次のように話します。
「くぎ穴のような小さい穴の場合は、パンク修理キットを使うのが効果的です。
弊社のパンク修理キットは6ミリの穴にまで使用できます。
修理キットの期限は純正のもので4年です。弊社で扱っているものは6年となっています」
パンク修理キットは小さな亀裂ができてしまった場合に使うとよいそうです。
また、使用できる期間には限りがあるので、その点も注意が必要です。
メーカーによって差はありますが、有効期限が4年と短いものもあるので、期限がすぎていないか確認するようにしましょう。
パンク修理キット有効期限が切れていた場合、車検に影響があるのではないかという声もありますが、車検の項目にパンク修理キットは含まれていないので、期限が切れている修理キットを載せていても車検にはクリアできます。
ただし、有効期限が切れているものをクルマに搭載していると、パンクした際には使用できない可能性もあるので、万が一の事態に備えて、パンク修理キットを新しいものに交換することがおすすめです。
パンク修理キットは一般的にコンプレッサーと補修材が入ったボトルがセットになっていて、取扱説明書が同封されているので従ってパンク修理に取り組んでください。
基本的な使い方としては、ボトルのホースをパンクしたタイヤのバルブに接続しますが、接続する際にはしっかりと最後まで接続しないと修理ができません。
しっかりと接続できた後にはコンプレッサーの電源プラグをアクセサリーソケットに挿し込んで、クルマのエンジンをかけてコンプレッサーのスイッチを入れれば、空気と補修材がタイヤに流れ込んで応急処置が始まります。
また、パンク修理キットを使用する際には道路の真ん中でおこなわず、安全な場所で作業するようにしましょう。
後続車などに対して自分がパンクして停車している旨を伝えるためにも、ハザードランプを出して安全な場所まで移動。
停車後には停止表示板を必要に応じて後方に設置するなどの行動も求められます。
昔聴いたラジオで、この手のタイヤ補修材を使ってパンクを修理した人が、ちょうど渋滞にあって、なかなか走り出すことが出来なくなって、穴を固める薬剤が偏ってタイヤがおかしくなったという話をしていたことがありました。たしか、この補修材を使った時には、タイヤは使えなくなるので基本は新しいタイヤに交換するという話を聞いたのですがどうなのでしょうか?
セ-ルスマン曰く。パンク修理材は使わないほうがよいとのこと。理由はJAFなどで見た後で使用しないとそのタイヤは廃棄処分になるほど、ダメ-ジが出るそうです