日産が新型「GT-R」を実車公開! ド迫力の「斬新デザイン」採用した“最強仕様”は3300万円!? 米で披露に反響あり
日産は、ラスベガスで開催されたカスタムカーショー「SEMA2023」に「GT-R NISMO」の2024年モデルを出展しました。最先端のレーシングテクノロジーを惜しみなく投入した高性能仕様について、SNSではどのような反響が見られるのでしょうか。
新型「GT-R NISMO」への反響とは?
日産の北米法人は、ラスベガスで開催されたカスタムカーショー「SEMA2023」に「GT-R NISMO」の2024年モデルを出展しました。
同車について、SNSではどのような評価が寄せられているのでしょうか。
日産「GT-R」は、究極のドライビングプレジャーを求めて常に進化し続けてきた日産のスーパースポーツカーですが、SEMA2023に出展された新型GT-R NISMOは、このGT-Rのパフォーマンスをさらに高めたモデル。
通常モデルのGT-Rをベースに、日産ワークスのNISMOが蓄える最先端のレーシングテクノロジーを惜しみなく投入した、まさに超高性能ロードカーとなっています。
パワーユニットは、3.8リッターのV型6気筒ツインターボエンジンをNISMOが専用チューニングし、最高出力600馬力・最大出力652Nmを発揮。
駆動力を電子制御する四輪駆動にデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、圧倒的なパフォーマンスを実現します。
そのほか、レスポンスに優れたターボチャージャーや、制動力とコントロール性に優れたカーボンセラミックブレーキ、軽量化に貢献するカーボン製ルーフ、カーボン製エンジンフード、カーボン製フロントフェンダーなどを採用し、元々高性能なGT-Rの「走る」「止まる」「曲がる」能力を極限まで引き上げているといいます。
新型GT-R NISMOはデザイン面も進化し、ワイド感を強調した新しい水平基調形状を採用。
フロントグリルの開口を従来よりも小型化しつつも、走行時の空気の取り込み量は変えず、高い冷却性能を維持したまま空気抵抗を低減させました。
もちろんリアデザインにも進化の跡が見られます。
バンパーサイドやトランクリッドの上面にもエッジを加え、ここでも空気抵抗を低減したほか、個性的なスワンネックタイプの専用リアウイングによってダウンフォースが向上。フロントメカニカルLSDも標準装備され操安性能と旋回性能が向上しました。
インテリアには、剛性が50%向上した新しいレカロ製シートをフロントシートに採用。ドライバーの姿勢確保を力強くサポートし、より運転に集中することが可能だといいます。
SEMA2023に出展された新型GT-R NISMOの米国における車両価格(消費税込)は、22万990ドル(3326万円)からとなっています。
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この新型GT-R NISMOについてSNSでは、「やっぱりGT-Rは日本の誇り!」「まだ進化する余地あるのか…」「GT-Rにはずっと最強の代名詞でいて欲しい」など、さらなる進化を好意的に受け止めたコメントが見られます。
その一方で、「R35(現行GT-R)はついに16年目に入ったか」「登場が2007年だっけ?」「せめてデザインをもっと大きく変えて欲しい」といった、長寿命モデルだけに外観を刷新して欲しいという声や、フルモデルチェンジを待ちわびる意見も。
また、「3300万だとフェラーリやマクラーレンと同等のプライスだなぁ」「いや、同価格帯のスーパーカーを考えると新型GT-R NISMOは性能的にかなり安いよ」「しかも最新装備満載だ」など、価格の評価については意見が大きく分かれています。
そのほか、「一般庶民には高すぎて買えません。でもどうせ買えないからこそ、GT-Rにはとことん突き抜けてほしい!」と、購入対象にならずとも応援し続けるという熱いファンのコメントが印象的でした。
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