斬新すぎる日産「コンパクトSUV」に“熱視線”! 豪雪も楽勝でクリア可能!? オシャカラーのクセ強「ジューク」とは
実は真面目なプロモーションカーだった!?
迫力ある姿カタチから、勢いで作ってしまったようなイメージがあるジューク アドベンチャー コンセプトですが、実はジュークのプロモーションをしっかり兼ねていました。
当時販売されていたジュークの一部グレードには、路面や走行状態に応じて前後だけでなく左右後輪までトルクを配分する「インテリジェント4×4(トルクベクトル付)」が搭載されていました。
この機能を搭載したジューク アドベンチャー コンセプトは、まさに市販版ジュークの優れた俊敏性や、ハンドリングの良さを表現していました。
車名の“ジューク パーソナライゼーション”にも意味がありました。
ジュークでは、グレード・ボディカラー・エクステリアパーツカラー・インテリアカラーをそれぞれ自由にセレクトして、約80通りの中からオーナーごとのオリジナルジュークを購入できる「パーソナライゼーション」というシステムが採用されていました。
マットホワイトとマットブラックの2トーンにフローセントグリーンを適所に配したカラーリングは、市販版のパーソナライゼーションでは選ぶことができませんでしたが、イメージの訴求には成功していたように思います。
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このようにあっと驚くようなコンセプトカーが用意される東京オートサロンは、2024年開催に向けて、一部のメーカーからはすでに事前の発表が行われています。
日産では「X-TRAIL CRAWLER CONCEPT(エクストレイル クローラー コンセプト)」に注目が集まりそうです。
ジューク アドベンチャー コンセプトに備わっていた「クローラー」が車名につきますが、こちらは4輪ともタイヤを装着しています。
しかしマットカラーのピンクで塗られたボディから大きくはみ出したタイヤと、それを覆うオーバーフェンダーにより、ノーマルのエクストレイルが持つ都会的な印象を払拭しつつ、悪路走破性の高さも強調しています。
この斬新な外観とコンセプトには、次のようなストーリーがあるとのこと。
「独身だった頃にエクストレイルを買ってエクストリームスポーツに明け暮れていたとある男性は、結婚して幸せな家庭を築きつつも、あの当時をふと思い出していた。
そんな折、新型エクストレイルを購入。かつてのワクワク感を取りもどそうとカスタマイズを行なった結果、 “魔改造“されたカスタムエクストレイルが生まれた」
東京オートサロン2024で、ぜひその仕上がりを確認したいところです。
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