ダメ…「お湯はNG」 窓ガラスが凍ったらどうするべき? そもそもナゼ凍る? 有効な対策方法とは
氷を溶かす&凍らせないための対処法とは?
それでは、冬場に霜がはってしまった際の、適切に氷を溶かすにはどうすればいいのでしょうか。
早く出発したいなら、少なくとも視界が確保できるまで氷を取り除かなくてはかなくてはなりません。
最も有効的なのが、デフロスターで溶かすことです。エンジンをかけ、ガラスの曇り除去機能であるデフロスターを作動させて氷を溶かします。
ただ、ガラスは痛めにくいのですが、視界が確保できるまできれいに氷を溶かすとなると10分ほどかかってしまうため、早めに起きてデフロスターを使うことをおすすめします。
そのほかには、解氷剤を使うことです。市販の解氷剤を使うと短時間で氷を取り除けます。
2014年にJAFが行ったユーザーテストによると、解氷剤を塗ってから1分ほどでまんべんなく氷が溶けたと言われています。
また、スクレイパーで削り取ることも有効的です。デフロスターや解氷剤を使うときに、合わせてスクレイパーで氷を削り落とすこともできます。
ただし、ガラスに傷がつくことを防ぐためには、スクレイパーは金属製ではなくプラスチックや少し硬めのゴム製を選ぶとよいようです。
なお、水をかけても氷を溶かせますが、厳しい寒さの中ではかけたそばからすぐに凍ってしまうので注意が必要です。
さらに、厳しい冷え込みが想定される場合は、前日のうちに対策をとっておくことが望ましいと言えます。
例えば、フロントガラスにカバーをかけることで、霜のもとである水蒸気を阻止できます。こうすることで、どんなに冷え込んでも霜が降りることはありません。
凍結防止シートがカー用品店などで手に入りますが、毛布やタオル、レジャーシートなどでも代用できます。
また、撥水剤や、雨をはじく撥水剤を塗ることも効果的です。もし霜がついても、スクレイパーで楽に落とせます。
最後にはフロントガラスを拭くことも効果的と言われています。水蒸気は微細な砂などチリやホコリに付着するので、フロントガラスが汚れていると霜が降りる原因にもなります。
そのため、ガラスをきれいに清掃すると、霜がつくのをさらに抑えられます。
そのほかにも、ワイパーのゴムが凍って窓に張りつくことがあるので、ワイパーは立てておくとよいでしょう。
また、クルマが雨に濡れたままだと、鍵穴やドア周りのゴムシールなどが凍結してドアを開けられなくなることもあります。そうしたトラブルは、ドア周りの水気を拭き取り、凍結防止剤を塗っておくと防げます。
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気温が急に変化する真冬は、フロントガラスが凍りやすくなります。出発前のロス時間を減らすためにも、凍らせないような対策をとることが大切です。
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