カワサキ「“新”ミドル級アドベンチャー」公開! 快適シート&斬新デザイン採用で“あらゆる道に対応する” 「ヴェルシス650」2027年モデル欧州で登場
カワサキ・ヨーロッパは2026年8月4日、ミドルクラスアドベンチャースタイルモデル「Versys 650(ヴェルシス650)」の2027年モデルを正式に公開しました。
多用途性とツーリング性能をさらに磨いた一台
カワサキ・ヨーロッパは2026年8月4日、ミドルクラスアドベンチャースタイルモデル「Versys 650(ヴェルシス650)」の2027年モデルを正式に公開しました。
「多用途システム(Versatile System)」という基本理念のもと、このモデルはミドルクラスのアドベンチャースタイル市場において長年にわたり確かな評価を得てきました。
2027年モデルが掲げるコンセプトは「あらゆる道に対応する」というものです。操縦性、パフォーマンス、そして日常的な使いやすさを高次元でまとめ上げたパッケージは、幅広いシーンでのライディングを充実したものにするよう、細部まで丁寧に検討されています。
その中核をなすのが、排気量649ccの並列2気筒エンジンです。スムーズでリニアなレスポンスと強力な中低速トルク、さらに優れた燃費性能を両立しており、街乗りから長距離ツーリングまで柔軟に対応できる実力を持っています。
このエンジンにはカワサキ独自のトラクションコントロールシステム「KTRC」が組み合わされています。2つのモードを切り替えることができ、スポーティなライディングを楽しみたい場面でも、雨などで路面が滑りやすい状況でも、ライダーが状況に応じた設定を選べるようになっています。
車体まわりに目を向けると、シャシーにはトレリスタイプを採用しています。レスポンスの良さに加え、燃料タンク後部をスリムな形状にすることで足つき性の向上にも貢献しています。
サスペンションは、ロングストロークと硬めのスプリングを組み合わせたフロントフォークと、オフセットレイダウン式のリアサスペンションを採用しており、オフロードスタイルとスポーツバイクそれぞれの利点を融合させた設計となっています。幅広いストリートの状況において優れたロードホールディング性と高いフィードバックをライダーに伝えます。
ブレーキはフロントにΦ300mmペタルディスクとツインピストンキャリパー、リアにシングルピストンキャリパーを装備しています。

快適性を高めるため厚みのあるクッションを備えたシートは、短距離から長距離のツーリングまで幅広く対応できる乗り心地を提供します。スリムでアップライトなライディングポジションと、ロングストロークサスペンション、スポーティな17インチホイールの組み合わせが、Versys 650ならではの独自のキャラクターを作り出しています。
装備面では、LEDの灯火類と4段階調整式スクリーンを採用し、メーターには4.3インチ TFTカラー液晶ディスプレイを搭載しています。カワサキの「Rideology App」を介してスマートフォンとの連携も可能です。デザインは上位モデルである「Versys 1100」のエッジの効いた機能的なスタイルを受け継いでおり、シリーズとしての統一感を持たせています。
ツーリング用途を想定した純正アクセサリーの充実ぶりも、このモデルの魅力のひとつです。車体と同色のパニアシステムはイグニッションや燃料タンクと共通のキーで操作でき、47 L のトップケースも用意されています。その他、フォグランプ、グリップヒーター、フレームスライダーなどのオプションも設定されています。
カワサキ正規取扱店では、純正アクセサリーを組み合わせた「Tourer(ツアラー)」および「Tourer Plus(ツアラープラス)」というエディション・オプションも展開しており、用途や好みに合わせた仕様で購入することができます。
2027年モデルのカラーバリエーションは、「キャンディライムグリーンType 3/メタリックスパークブラック」と、「メタリックカーボングレー/メタリックスパークブラックの2種類が設定されています。
また、欧州A2ライセンス(日本の普通自動二輪免許に相当)に適合した35 kW仕様のモデルも用意されており、免許区分に応じた選択肢も確保されています。
操る楽しさと長距離を走る快適さ、そして日常の使いやすさをバランスよく兼ね備えた Versys 650は、2027年モデルでもその総合力の高さをあらためて示しています。ツーリング志向のライダーにとって、検討に値する選択肢となりそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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