トヨタ新型「ランドクルーザー」発売! まさかの“即”完売!? 1000台がわずか30分で売り切れに 独で登場も爆発的人気
ドイツで予約が開始されたトヨタ新型「ランドクルーザー」が、申し込み開始30分で完売したといいます。どのようなモデルなのでしょうか。
新型「ランドクルーザー」の争奪戦が勃発!?
トヨタのドイツ法人は2023年12月21日、同日よりオンライン予約を開始した新型「ランドクルーザー(日本名:ランドクルーザー250)」が完売したと発表しました。
新型ランドクルーザーは、伝統のボディ・オン・フレーム構造を採用しながら、トヨタの新しいGA-Fグローバル・プラットフォームの恩恵を受けて、オフロードでの走破性を大幅に向上させつつ、全体の剛性は30%、フレーム剛性は50%向上しています。
これにより、応答性やハンドリング、乗り心地が良くなったほか、新設計のサスペンションによってホイールアーティキュレーション(タイヤの浮きにくさ)が改善され、難易度の高い斜面にも対応することが可能になりました。
また、ランドクルーザーとして初めて電動パワーステアリングを採用。荒れた路面を走行する際のキックバックを低減し、よりスムーズでダイレクトなパフォーマンスと容易な操縦性を実現します。
さらに、クロールコントロールや電子制御式デフロック、マルチテレインモニターとパノラミックビューモニターの組み合わせにより、ドライバーはより困難な地形に挑むことができるといいます。
西欧で販売される新型ランドクルーザー250は204hpの2.8リッターターボディーゼルエンジンを搭載。新開発の8速ATと組み合わされ、最大3500kgのけん引力を発揮します。
2025年には、48Vハイブリッドシステムを搭載した電動パワートレインの2.8リッターディーゼルが導入される予定です。
ドイツ仕様の新型ランドクルーザーは、「エグゼクティブ」、「プレステージ」、「ファーストエディション」の3モデルが設定されます。
そのなかでも、新型ランドクルーザーの頂点に位置するファーストエディションは、先行販売期間中に台数限定モデルとして導入。
外観は、レトロ感を強調したクラシカルな丸型ヘッドライトやサンドまたはスモーキーブルーの2トーン外装塗装、「First Edition」バッジ、18インチホイールなど、特別な装いとしました。内装は、フロントシートのパイピングとステッチが特別感を演出しました。
プレステージとエグゼクティブは角目の力強いデザインとし、タフさやオフロード性能を感じさせ、プレステージは18インチアルミホイール、エグゼクティブは20インチアルミホイールが装着されます。
内装は、12.3インチのデジタルドライバーズコンビメーターや最新のインフォテインメントシステムを備えた12.3インチのマルチメディアスクリーン、10スピーカーオーディオシステム、シートヒーター&ベンチレーション付きフロントシートなどが備わり、車内の快適性やコネクティビティなどを確保しました。
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ドイツでは、新型ランドクルーザーのオンライン予約が2023年12月21日午前8時に開始されたのですが、わずか30分で予定していた1000台の割り当てが終了したといいます。
生産は2024年5月に始まり、今回オンライン予約をした人のみが、この初期生産車両を受け取れることになっています。
今回予約できなかった購入希望者は、キャンセル待ちをすることになるようです。
同市場では2024年の第3四半期に納車が開始され、価格や燃費などの情報は正式受注開始時に発表される予定です。
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