トヨタ新型「ハイラックス チャンプ」登場! アンダー200万円&5速MT採用!全長5m級を感じない!? タイで体感してみた!
「日本にも欲しい」の声も…! 実際にはどんなクルマ?
今回、試乗出来たのは新型ハイラックスチャンプの2.7リッターガソリン車と2.4リッターディーゼル車(共に6速AT)。
そして展示車として架装された仕様も展示されていました。
見た目上では、ガソリン車・ディーゼル車というパワートレインでの違いはありません。
見た目に関しては、ヘッドライトがLEDが標準仕様となりますが、交換コストを意識したハロゲン球も用意されているようです。
また外装パーツの架装は種類も多く、基本的なバンパー、フェンダー、荷台といった以外にロープで荷物を固定するための留め具といった働くクルマらしいものも用意されています。
内装では、ダッシュボードに「TOYOTA」ロゴを入れられる他、いくつかの部分をオレンジに出来るなどアウトドアテイストも兼ね備えた加飾が用意されているようです。
では実際にガソリン車とディーゼル車でどのような違いがあるのでしょうか。
試乗はテストコースで行われ、30キロ/50キロ/80キロの区間や段差区間などを走ります。
まず驚くのは、見た目よりも小回りが効くことです。
最小回転半径が4.9mとなり、スタート直後のUターンで「思ったよりもハンドル切れるのね」と驚きます。
またフレームボディながら嫌な振動はなく、従来のハイラックスよりも乗りやすい印象です。
走り出すとディーゼル車は力のあるトルク感を味わえる他、ガソリン車ではピックアップトラックというのを忘れるくらい気持ち良い加速を体感出来ます。
また今回は荷台に重りを載せていたこともあり、ある程度の速度でもコーナーを安心して曲がっていけました。
車内では、見た目は簡素なシートですが、乗ってみると悪い印象はありません。
唯一気になるのは、ハイラックスチャンプ専用メーターとなる丸形2眼です。
向かって右側は速度を示すアナログな針が備わりますが、左側は回転系などはなく「ハイラックス」のロゴが書かれているだけでした。
このあたりは何かしらの表示があってもよかったのかもしれません。
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そんな新型ハイラックスチャンプですが、同市場での評判は上々だと言います。
一方で日本人が気になるのは「日本で販売されるのか」ということ。
以前に中嶋副社長は「日本に入れたい」と話しており、アジア(タイ・インドネシア・フィリピン)での導入後に何らかの動きがあるかもしれません。
でかい軽トラ