ガソリンは「半分・満タン」どっちが良い? タイミングはどうすべきなのか

ガソリンを満タンに入れる派と半分だけ入れる派で別れていますが、実際どっちのほうがクルマにとってよいのでしょうか。

ガソリンはいつ、どれくらい入れるのがいいの?

 近年ガソリンの価格が高騰しており、少しでも燃費良く乗りたいと考える人も多いです。
 
 実際にガソリンを給油する際、いつどれくらい入れるといいのでしょうか。
 
 また、満タンに入れる派と半分だけ入れる派で別れていますが、実際どっちのほうがクルマにとってよいのでしょうか。

「半分・満タン」どっちが良い?
「半分・満タン」どっちが良い?

 ガソリンを入れるとき、どのタイミングで入れればよいのか、どのくらいまでガソリンを入れればよいのか、人によって意見が分かれます。

 ギリギリまでガソリンを消費して満タンに入れるという人もいれば、こまめにガソリンを補給しているという人もいるでしょう。どのくらいのタイミング、量がベストなのでしょうか。

 まずは、量についてみてみましょう。ガソリンを入れるタイミングは状況で異なりますが、燃料タンクの容量のうち半分以下もしくは1/3程度での給油がおすすめとされています。

 実際に、都内のガソリンスタンドのスタッフは次のように話しています。

「ガソリンを入れるタイミングとしては、ランプが着く前くらいに入れるのが良いと思います。

 ランプが着いてからも数キロは走れますが、事前に入れておいた方が安全でしょう」

 燃料メーターは正確性が低く、針が残り20%を指していたとしても、実際の残量と異なる可能性が高いです。

 そのためメーターをあてにし、ガソリンに余裕があると思い走行すると、ガソリン切れを起こす可能性があるため、早めに給油を行ったほうが安全です。

 では、ガソリンを入れる量はどれくらいがよいのでしょうか。

 世間の声では、満タンまで入れるべきだという意見と、半分程度の方がクルマによいという意見で二分しています。

 満タンに入れることの利点としては、多めに入れておくことで長距離走行や有事の際に備えておくことができる、といったものがみられます。

 近年では、地震など多くの災害が発生しています。

 災害時は、ガソリンスタンドが営業していない場合やガソリンが売り切れてしまう可能性があります。

 そのため、万が一の事態に備えてガソリンを満タンにしておくと、一時的に車内で電気や空調を使用して避難できるため、危機管理上は正しい選択といえるかもしれません。

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