メーターに「謎のヨット」が出現! いきなり点灯する「波乗りマーク」どんな意味? 走っちゃダメなの!? 赤でも青でも要注意!
では「赤色」の水温警告灯は?
そして、この水温警告灯が「赤色」に点灯することもあります。

これは「クーラント液の温度が高いこと」を示すもので、クーラント液が高温になるとエンジンの冷却効果が低くなり、つまりエンジンを冷やすことができません。
もしもこの状態が続き、エンジンがオーバーヒートして焼き付くような事態になると、もうクルマは動かなくなってしまいます。
万が一水温警告灯が赤色に点灯した場合は、すぐに運転を中止してください。
このようにクーラント液が高温になる理由としては、クーラント液が漏れて減少していたり、クーラント液を冷やすラジエーターの故障、あるいはサーモスタットの故障などが挙げられます。
いずれにしても、クルマの寿命のみならず安全な走行にも支障をきたす大きな問題ですので、早急な点検・修理が必要です。
無理にクルマを走らせるようなことは絶対に避け、最寄りのディーラーや整備工場で見てもらうようにしましょう。
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ちなみに、クーラント液は自然に蒸発するため少しずつですが減っていきます。
しかし、漏れなどが発生していない限りはば急激に減ることはないので、基本的には定期点検の際に補充する形で問題ありません。
また、クーラント液はセルフでも補充することができますが、液を抜く作業も必要になるなど素人では難しいため、プロに任せるのが無難です。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。




















