トヨタが特別な「クロスオーバー」を実車展示! THE CROWN展開&4スタイルの現状はいかに
まさかの「クラウンクーペ」登場も…ありえる? クラウンに求められるモノとは
今回のTHE CROWN MEETINGではユーザーからの質問に応えるコーナーもあり、「4つのクラウンの中でどのクラウンが好きか?」という質問に対し清水竜太郎氏は次のように語りました。
「どのクラウンも好きですし4つのスタイリングを出したことでそれぞれ形が違うし目指す方向も違う。いろいろな使われ方を考えるとどのクラウンも良い。
最初にクロスオーバーというクルマを出しました。これを起点にいろいろな方向性を可能にしている。
原点に立ち返り本当にお客様が欲しい車はなんだろうと考え、その上で4つのスタイルを作り上げました。
先日六本木で開催されたイベントでも全スタイルを展示しましたが、親子で見にきて『スポーツが欲しいけど他のはどうなんだろう』という。
親子の会話が生まれるきっかけにもなっている。幅広い世代に受け入れてもらっているクラウンを作り上げていきたい」
また、クーペモデルがあれば欲しい。という意見に関して清水竜太郎氏は次のように語ります。
「過去15代の中でクーペボディがあった時代もあった。
いまではセダンが中心となっているが、クーペやトラック、ステーションワゴンなど様々なボディタイプがあった。革新と挑戦をそれぞれの時代で行っている。
今の時代にクーペがあってもおかしくないと思います。
現状は、お客様のニーズに沿ったスタイルとして4モデルを提案しています」
さらに今まで全世代のクラウンに乗ってきたというユーザーからは
「今までの15代全て乗ってきている。今の16代目のクラウンもクロスオーバーに乗っている。
質問というより意見になるが、クラウンを持つ所有する喜びがあるクルマを作って欲しい。
人を乗せた時良いクルマだねと言われることが少し減ってきているような気もする。
海外ブランドやレクサスとの立ち位置なども考えるとクラウンが引き立つものが欲しい」
このような歴代全てのクラウンに乗ってこられたユーザーの意見もありました。
これに対し清水竜太郎氏は次のように話しています。
「先日のワールドプレミアの際に、豊田章男会長から、『全部乗っているのは自分くらいなものかも』というお言葉をいただきましたが、目の前にいらっしゃる。
自分よりも長い時間クラウンに接してこられた人がいらっしゃいますので、いただいたお声は貴重なものです。
しっかりと受け取って次に生かしていきたい」
※ ※ ※
トークセッション後に清水竜太郎氏に感想を求めると次のように話してくれました。
「こういうコミニュケーションをとらせていただくイベントは今までにない企画でした。
専門店を作り、専門店ならではの商品を出すことも今まではなかなか実現しなかった。
もう少しでクラウンは70周年を迎えます。クラウンらしさを絶やすことなくもっともっと広げていけるように、こういう場もつかわせていただきひろげていきたい。
こういうクルマが欲しいという意見をいただき、それをすぐに商品化するわけにはならないとは思うが、商品のなかにうまく反映できるようにしていきたい。
若い開発メンバーにも来てもらって実際にお客様の意見を聞いて肌で感じてもらえるようにしていきたい。
ここで購入してまた来たいなというお店を作っていきたいしクラウンブランドを育てていきたいです」
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もう少しで70周年を迎えるクラウンブランドがどのような広がりを見せるのか、どのような進化を見せるのか今後も期待したいところです。
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