全長6m級のトヨタ「超大型マシン」納車開始!“トヨタ初”右ハンドル独自仕様のド迫力「タンドラ」豪州に登場
トヨタのオーストラリア法人が、現行3代目「タンドラ」の右ハンドル仕様の納入を開始しました。どのようなモデルなのでしょうか。
右ハンドルの独自仕様が登場
トヨタのオーストラリア法人は2023年12月8日、3代目「タンドラ」の豪州右ハンドル仕様の納入が始まったと発表しました。
タンドラは、トヨタが北米で生産するフルサイズピックアップトラックです。
現行モデルは、2021年9月に15年ぶりのフルモデルチェンジが行われた3代目。主な販売地域は、右側通行・左ハンドルの北米です。海外専売モデルであり日本でも正規販売されていないため、“右ハンドル仕様”も存在しません。
しかし、オーストラリアの8月のイベントに展示された3代目タンドラは、トヨタとしては初めて、トヨタのパートナーであるウォーキンショー・オートモーティブ・グループによって、現地で右ハンドル車に改造されたモデルが用意されました。
今回の豪州仕様は、ハンドルやペダルが右側に移動しただけではなく、いくつかの装備がベースから変更されているといいます。
具体的には、ヘッドライト、配線、フロントシート、カーペット、トリムなどが該当し、これらの多くはトヨタのSUV「ランドクルーザー300」シリーズから調達されています。
ボディは大柄で、全長5955mm×全幅2040mm×全高1985mm、ホイールベース3700mm。車両重量も2778kgと、3トンに迫る勢いです。
パワートレインは、3.5リッターV型6気筒ツインターボガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステム「i-FORCE MAX」を採用。トランスミッションは10速ATで、最大326kW・790Nmを発揮します。牽引能力はブレーキなしで750kg、ありで4500kgです。
この右ハンドル仕様の3代目タンドラは300台用意され、評価プログラムに選ばれた顧客に対し、2024年4月までにすべて納車されるということです。
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