ちょっと“ビッグ”なスズキ新型「スイフト」世界初公開! “3ナンバー”サイズのワイドボディ! すっきりデザインの「コンパクトハッチ」欧州で発表
2023年12月6日、スズキは、新型「スイフト」の欧州仕様を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
ちょっとビッグな新型「スイフト」初公開
2023年12月6日、スズキは、7年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型「スイフト」の欧州仕様を発表しました。
スイフトは、欧州仕込みの走りとリーズナブルな価格設定で幅広い層から支持を得ているコンパクトハッチバックモデルです。世界戦略車として169の国と地域で販売され、累計販売台数は2023年10月時点で900万台を超える基幹モデルとなっています。
デザインや性能は、同日に発表された日本仕様と基本的に同じですが、一部異なる点もあります。例えば全幅です。公開されている写真だけでは判断できませんが、日本仕様が国内規格の小型車(5ナンバー)枠に収まる1695mmであるのに対して、欧州仕様は1735mmです。従来型がそうであったように、若干ワイドなボディを採用します。
ドア下のロッカーアームに装着したサイドアンダースポイラーのデザインも、日本仕様とは微妙に異なります。
また、フロントバンパーは、日本仕様のようにフォグランプ装着用の黒いベゼルがないため、ややスッキリとした印象です。
一方、インテリアは、ステアリング位置とそれに伴うレイアウト変更を除き、日本仕様のデザインと同じと思ってよいでしょう。
インパネはブラックとライトグレーのバイカラーで、ドアトリムとつながりを持たせることによって横への広がりを演出。中央最上部には9インチタッチ式のディスプレイオーディオを設定します。
安全装備は、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせたデュアルセンサーブレーキサポートIIやアダプティブクルーズコントロールなど、最新の安全運転支援システムを導入しています。
日本仕様でスズキ初採用となったドライバーモニタリングシステムも設定しており、ドライバーの居眠りや脇見を検知すると、ブザー音とメーター内表示で警報する仕組みになっています。
パワートレーンも日本仕様と同じく、新開発の1.2リットル3気筒エンジンに12Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせており、最高出力60Nm(82PS)を発生。
減速時に発生する運動エネルギーを変換してリチウムイオンバッテリーに蓄え、加速時にエンジンをアシストして燃費を向上させます。
トランスミッションについての詳細は発表されていませんが、CVTと5速MTが設定される見込み。欧州での発売時期は2024年春頃の予定です。
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