「ちょっ…!眩しい!」 フォグランプは何のため? 前後に備わるクルマも… いつ使うものなのか
フォグランプを使用する際に、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。
フォグランプは視界が悪い時の補助灯
天候が悪い時に使用するフォグランプですが、不必要に点灯すると周囲のクルマの迷惑にもなってしまいます。
では、フォグランプを使用する際に、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。

霧や雨、雪などで視界が悪いときに使用するのがフォグランプです。フォグは英語で霧を意味します。
しかし、そう頻繁に使うものではないので、一度もスイッチを入れたことがないという人もいるのではないでしょうか。
フォグランプは一般的にヘッドライトより低い位置に取り付けられており、悪天候時に効果的に路面を照らすことができます。
また同時に、強い光を放つことで、対向車や前方のクルマに自車の存在を伝える役割も持っています。
クルマのライトといえばヘッドライトやテールライト、ウインカーなどを思い浮かべますが、これらは保安部品として公道を走るクルマに装着が義務付けられています。
しかし、フォグランプは保安部品ではありません。そのため、クルマの車種やグレードによっては装備されていない場合もあります。
さらに、道路交通法では、夜間にはヘッドライトやスモールランプなどを点灯させなければならないと定められていますが、フォグランプは補助灯であるため、夜間に使用しなくても違反には問われません。
また、車体の後方にリアフォグランプを装着した車種も存在します。
リアフォグランプは、ブレーキライトと同等の強い光を放ち、悪天候時に後方車に自車の存在を知らせます。
濃霧が発生しやすいヨーロッパでは、フォグランプの装着は任意ですが、1970年代からすべての新型車に装備が義務付けられています。
日本においては、霧や雨中を走行するシーンの多い4WD車や寒冷地仕様のクルマに対して、フォグランプやリアフォグランプがオプション標準装備されることが多いようです。















