斬新過ぎる! マツダ「ロードスターSUV」 現る! ゴツタイヤ履いた謎の個体が凄い…!
今回発見されたオフロード仕様のマツダ「ロードスター」などの珍しいカスタム車両も存在します。
斬新デザインのオフロードスターって?
中古車市場では、さまざまなクルマが販売されています。
その中にはすごく珍しい個体も存在しますが、マツダ「ロードスターSUV」とはどのようなモデルなのでしょうか。
中古車市場では、ショップなどが独自の改造を行っている個体なども存在し、その独創性はほかにないものを求めるユーザーにとって、非常に魅力的といえます。
今回発見されたロードスターもそんな独自のカスタムが施された1台です。
愛知県に拠点を構える「平出自動車 ロードスター専門店」では、さまざまなロードスターを取り扱っています。
通常モデルはもちろん、状態の良い先代モデルから、カスタムが施されている独自モデルなどラインナップは複数存在します。
なかでも注目されるべきは「オフロードスター」と呼ばれる、その名の通りベースとなる通常のロードスターを、オフロード仕様にカスタムしているモデルです。
今回発見された個体は、1998年から2005年まで生産された2代目モデルがベースとなっている個体です。
1999年式、走行距離は9万kmと、長年愛されてきた歴史こそ感じられるものの、その外観は通常モデルからは大きく異なるものになっています。
まず最初に目が行くのが、その装着している大きなオフロード用タイヤです。
デイトナ15インチホイールに215/75のブロックタイヤは、通常のロードスターからは考えられない、パワフルな印象を与えます。
このタイヤの装着を実現するためにも、車高が調整され、本来のロードスターが持つ底重心さから打って変わって、生粋のオフローダーのようなエクステリアになっています。
そのほかにも変更点があり、フェンダー周りが調整され、オリジナルで制作されているオーバーフェンダーにより、シンプルなデザインになっており、ウーパールーパーのような可愛らしい外観ともいえます。
エクステリアカラーはベージュにライトブルーのファイアーパターンがドア部分に描かれており、全塗装されていることから、非常に綺麗なボディカラーに仕上がっています。
ロードスターの最大の特徴とも言えるオープンルーフは、ハードトップになり、リアウィンドウはガラスになっています。
ハードトップを外すと6点式ロールケージがむき出しになり迫力があり、元来のオープンカーとして楽しむこともできます。また、別途でソフトトップを装着することも可能です。
そんなオフロードスターを取り扱う、平出自動車ロードスター専門店の担当者は、次のように話します。
「この個体は、ロードスターをオフロード仕様にしているというのが、最も大きなポイントです。
オーバーフェンダーをオリジナルで製作して取り付けている点や、サスペンションも専用のものを使用しています。
こちらの制作に至った背景としては、店長が元からオフロードスターを製作して乗っていたというのがあり、それを量産体制にしたというものです。
オーバーフェンダーの制作や、サスペンションの取り付けなどもあり、当時店長が量産することでのクオリティの向上を実現しています。
お客様からはロードスターに乗っている人からこの仕様への変更を『やってみたい』と言っていただいております。
そのほか、輸入車をはじめとした違う車種に乗っているお客様からも『完成したら連絡をください』など、違う路線のクルマに乗っている方からもご興味を持ってもらっています。
オフロードで使用するよりかは、オートマチック車ということもあり、街乗りを想定しています」
オフロードスターは、生粋のオフロードカーではないものの、オープンカーやロードスターに興味を持ちながらも、ほかの人とは一味違ったクルマに乗りたいユーザーにとって、魅力的な1台と言えるでしょう。
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なお今回の個体について「販売用として制作しているので、この仕様に変更されてからの走行はありません」と言います。
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