オービスは「何キロ」で光る? 似たカメラとの見分け方は? 速度違反時に光る装置…! あらゆる噂の真相を専門家に聞いてみた!
オービスは何キロで光る? なぜ赤い光が多い? 撮影後の手続き&違反金はいくら?
このように様々なタイプのオービスがありますが、オービスのほとんどが赤く光ります。オービスの光が赤なのには理由があるのでしょうか。
オービスガイドを運営している大須賀氏は、次のように話します。
「オービス製造メーカーも警察も赤く光る理由を発表していないので、正確なことはわかりませんが、運転手に違反を認識させる為に、他の色と区別しやすく記憶に残る赤色にしたと言われています。
それ以外にも青色や緑色などの波長の短い光りは、暗い光を感じとる眼の細胞の働きを阻害し運転に支障をきたす可能性があるためだという説もあります。
赤く光るオービスは白黒撮影ですが、新しいオービスはカラー撮影の為に白色発光します。
赤く光るオービスは、高速道路や国道などで目にする大型の固定式オービスです。
最初に登場した移動式オービスは赤く発光しますが、その後に登場した機種や半固定式オービスは白色発光します。ただし、固定式オービスでも白く光るものはあるようです」
また特定の地域では、速度オーバーの車にオレンジ色で警告し、撮影時は白色で発光する仕組みのものもあります。
固定式が撤去されて、移動式に移行しつつあるという噂
ではオービスは、どこに設置されているのでしょうか。
オービスの設置場所には、1kmから3km手前付近に自動速度取締機設置区間などと書かれた予告看板が設置されています。
また移動式オービスは、警察のホームページやSNSなどで事前に設置場所が告知されています。
一般道や高速道路に設置されていますが、どれくらいの速度を出すと光るのでしょうか。
オービスが反応するスピードは公表されていませんが、悪質性の高い速度超過違反が検知されたら光ると考えられています。
オービスが光る速度は制限速度より一般道で30km以上、高速道路は40km以上のオーバーが目安です。移動式オービスは制限速度が低い道路を中心に設置されており、15kmオーバーで光るとされています。
オービスに速度オーバーが検出された後、数日から1カ月程度で自宅に出頭日と出頭場所が記載された出頭通知書が届きます。
ほとんどの出頭場所は警察署で、指定された日に出頭し、取り調べを受け、起訴もしくは不起訴が決定します。
反則金は普通自動車の場合、超過速度に応じて一般道路は9000円から1万8000円、高速道路は9000円から3万5000円です。
違反点数は、一般道では25km以上30km未満のオーバーで3点、50km以上のオーバーは12点と定められています。
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