GT-R顔!? 新型「ハイパー4ドアセダン」実車公開! 1300馬力&ド迫力ウイングの凄い「HiPhi A」、2025年に限定で発売!? 中国で披露
まさにハイパーカー! 凄いスペック! 「A」はどんなクルマなのか?
そしてHiPhiが2023年11月の広州モーターショー2023にて発表した最新モデルが、HiPhi Aです。
HiPhi AはHiPhi Zとボディを共用しており、そこに巨大なリアウィングやリアディフューザー、フロントリップ、サイドステップを加えたような見た目が特徴的です。
フロントマスクはよりアグレッシブな雰囲気を醸し出しており、マットシルバーとカーボンパーツの組み合わせも相まってか、その姿はまるでSF作品に出てくる機械生命体を思わせます。
この新しいモデルはかつて存在したドイツのスーパーカーメーカー「グンペルト・シュポルトヴァーゲン」の後継会社「アポロ・アウトモビリ」との合作で誕生しました。
車名の「A」は「アポロ」の頭文字から取られており、広州モーターショー2023のブースにはアポロのハイパーカー「インテンサ エモツィオーネ(IE)」も展示されました。
HiPhi Aは自社開発の高電圧800Vプラットフォームを採用し、純電動ハイパーカーにふさわしい性能を実現しています。
パワートレインには前1つ・後2つのモーターに高耐久のカーボンファイバー製ローターと油冷システムを組み合わせ、モーター回転数は2万2000rpmを誇ると言います。
これにより、最高出力1287hp、最大トルク1万3800 Nm、最高速度290km/h以上、そして0-100km/h加速をわずか2秒ほどでおこなうモンスターマシンとなりました。
重量配分は前後50:50に近いとしており、後輪操舵にカーボンセラミックブレーキ、トルクベクタリング、CDCエアサスペンションなどの装備で本格的なパフォーマンスを追求しています。
内外装には航空産業でも使用されているTC4チタン合金素材を採用することで、極限まで軽量化を施した強靭なボディが実現しました。
また、シャシにはアルミ合金やナノセラミック粒子などの素材を使用しただけでなく、上海科技大学と共同で材質の選択や構造設計、3Dプリントの製造工程を研究開発をおこなったとアピールしています。
HiPhi Aの販売価格は発表されていませんが、販売台数は限定されたものになり、製造と納車は2025年第1四半期ごろを予定しているとのこと。
中国では近年、電動化技術の発展により、純電動ハイパーカーが続々と登場しています。
富裕層向けの商品展開をおこなうことで、世界に自らの技術力をアピールする狙いがあると言えるでしょう。
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