“サンデードライバー”要注意! 高速道で「ついうっかり」やっちゃう「違反」って何? 「見落とし」しがちな重大なミスとは
長距離ドライブの前には必ず「点検」を!
また、高速道路上での燃料切れも意外に多い違反です。
JAFによると、2022年度年間の高速道路からのロードサービス出動理由(四輪)において、燃料切れは、タイヤのバースト・パンク・エアー不足に次ぐ件数だったといいます。
道路交通法では、高速道路を走行する際にドライバーは、燃料などの量を点検し、必要な場合には(補充などの)措置をとらなければならない、と定められています。
これに違反すると「高速自動車国道等運転者遵守事項違反」として、反則金9000円(普通車)、違反点数2点が科せられます。
高速道路上のガソリンスタンドは(一般道よりも)単価が高いことから、つい後回しにしがち。
高速道路に入る前には燃料残量を確認することを忘れないようにしましょう。
また、街中でよく見る違反として、路線バスなどの発進を妨げる「乗合自動車発進妨害違反」があります。
乗客の乗降のために停止していた路線バスなどの乗合バスが、発進するために右ウインカーを出しているのに、その横を後続のクルマが通行するなどでバスの進路を妨害することを指します。
ドライバーのなかには、ルールではなくマナーの範囲だと思っている人も多いようです。
しかしながら、道路交通法第31条において定められているれっきとした交通ルールであり、違反をすれば、反則金6000円(普通車)、違反点数1点が科されます。
ほかにも、意外とやってしまいがちな違反としては、ウインカーを出し忘れる「合図不履行違反」や、逆にウインカーをキャンセルし忘れる「合図制限違反」、交差点で右折する際に対向の左折車や直進車の進路を妨害する「交差点優先車妨害違反」、車両横断禁止の場所で(対向車線を横切って)右側道路沿いの店などの駐車場に入る「指定横断等禁止違反」などがあります。
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長期休暇期間は、慣れない道を通行する機会も増えるかと思います。
運転に自信があるないにかかわらず、慣れない道を走行する際は、標識・標示の見落としがないか、周囲をよく確認してから通行するようにしたいものです。
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