クルマのシートに「カバー」付けるべき? 汚れ防止やイメチェン可能! 「シートカバー」の意外なデメリットとは?
メリットばかりじゃない!? シートカバーのデメリットとは?
一見メリットばかりのようなシートカバーですが、意外にも若干ながらデメリットもあるようです。そしてデメリットとなるのは素材ではなく、形状によるものが大きいようです。
シートカバーの形状には「車種専用タイプ」と「汎用タイプ」が存在。汎用タイプは装着のしやすさがウリですが、さまざまな車種に対応させるためにサイズに余裕があるものが多く、結果として使用している間にズレてしまうというデメリットがあります。
実際に、「マツダ2」のオーナーのTさん(50代・男性)は、手軽さ重視で汎用タイプを装着したものの、ズレが解消できないため車種専用タイプに交換する予定だといいます。
「汎用タイプは取り付けも簡単でしたが、そのぶんズレも発生しやすいです。すでに車種専用タイプで目ぼしいのは選んであるのですが、取り付けにはどうやらシートを外す必要があるらしく、まだ購入を迷っています」
最近人気となっている車種専用タイプは車種ごとのシート寸法にピッタリ合うように作られており、ズレにくく見た目もまるで純正品のようなフィット感がウリです。
その反面、ぴったりのサイズなので装着に時間がかかることが多く、ときにはシートを取り外してからでないと装着できないものもあるようです。
個人がDIYでチャレンジすると数時間はかかるとも言われており、そのためカー用品店やシートカバー専門店などでは装着も有償で請け負うほど。
しかし、取り付け費用が数万円かかるというデメリットがあり、時間を取るかお金を取るか、非常に悩ましい部分ではあります。
それでもシートカバーであれば、シート生地を張り替えたりシート本体を交換するよりはるかに安価で済むわけで、あえて安価で装着しやすい汎用タイプの派手なカラーなどを楽しんでそれ飽きたら、別のシートカバーに取り替えるというのもアリかもしれません。
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最近では「ファン内蔵機能付き」という新たなタイプのシートカバーも登場。シガーソケットから電源を取り、背面や座面にファンで送風し熱こもりや蒸れなどを抑制してくれるというもので、夏に欲しくなるシートカバーです。
また、なかには撥水性や防水性をウリにしたタイプもあります。このタイプのシートカバーなら、汚れや水分が付きやすいオートキャンプやアウトドアレジャーに最適です。
用途に応じてさまざまなシートカバーが販売されているので、一度試してみても良さそうです。