寒い場所では「軽油が凍る」って本当? スキー場行く際には注意! 冬のディーゼル車で知っておくべき対策とは
軽油が凍る前の予防方法は? 凍ったときの対処方法は?
それでは、どのように凍結を予防すればいいのでしょうか。
前出の担当者は「スキー場や寒冷地に出かける場合は、現地で販売されている軽油で給油することをお勧めします」と話します。
またディーゼル車を多く設定しているマツダ
の取り扱い説明書でも次のように明記されています。
「ディーゼル車の場合、寒い時期は普通の軽油では凍ってしまうおそれがございますので、寒冷地へ移動する時は現地に着くまでに燃料の残量が1/2以下になるようにしておき、到着後はできるだけ早く寒冷地用の燃料を補給してください」

具体的には、スキー場やホテルなどに到着する直前で給油するのがおすすめです。
休憩など短時間の停車であれば、軽油が凍る心配はほとんどありません。
一方で、目的地に着くまでには雪による立ち往生などのアクシデントも考えられます。
そのため、凍結防止を目的に、あまりにも少ない軽油で出発するのは避けたほうが無難です。
緊急時に困らないためにも、リスクを考えた給油とドライブ計画が大切といえます。
クルマを運転している間はエンジンが動いて温まっているので、軽油が凍ることはほとんどありません。
また、寒冷地に行けば必ず軽油が凍るかといえば、環境により一概にそうともいえません。
しかし、寒冷地で長時間にわたって駐車するときは、やはり気をつけたほうがいいでしょう。
では、万一、軽油が凍ってしまったらどうすればいいのでしょうか。
前出の担当者は「状況にもよりますので一概に言えませんが、気温の上昇を待ち、エンジンがかかるようになってから最寄りのガソリンスタンドで給油してください」と話しています。
もし凍ってしまいどうしようもない場合は、無理をせずロードサービスを利用するほうが賢明です。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

























