もはや“走る家”!? アウトドアブームで「トレーラーハウス」に熱視線!「キャンピングカー」と何が違う?

コロナ禍におけるアウトドアブームにより、「トレーラーハウス」が注目を集めており、キャンプ場などでも設置しているところが増えているようです。トレーラーハウスは、「キャンピングカー」や「コンテナハウス」とは何が違うのでしょうか。

クルマでけん引して移動する「トレーラーハウス」

 海外ドラマなどで、主人公が「トレーラーハウス」に住んでいるというシーンを見ことがあります。日本でもコロナ禍におけるテレワークの普及などでトレーラーハウスが注目を集めており、導入・設置するキャンプ場が増えているようです。
 
 トレーラーハウスは、「キャンピングカー」や「キャンピングトレーラー」、「コンテナハウス」などとは何が違うのでしょうか。またどのような条件がそろえば移動することができるのでしょうか。

車輪付きで移動可能な「トレーラーハウス」
車輪付きで移動可能な「トレーラーハウス」

 コロナ禍をきっかけとしてアウトドアレジャーが定着し、実際にクルマでキャンプに出かけたり、クルマで寝泊まりをする「車中泊」をする人が増えました。

 クルマをキャンパー仕様にしたいと思っている人もいるかもしれませんが、そうすると普段使いのときに不便を感じることもあり、トレーラーハウスやキャンピングカーに関心が寄せられているようです。

 トレーラーハウスとは、住居や店舗、事務所や公共施設としての施設・工作物を有する「被けん引車」で、単体ではエンジンなどの動力を有していないものを指し、タイニーハウスと呼ばれることもあります。

 必ずしもシャワーやキッチンなどが設置されている必要がなく、それでも基本的には家のように寝食が可能であるように設計されています。

 似たようなものとしてキャンピングカーとキャンピングトレーラー、そしてコンテナハウスがあります。

 キャンピングカーは車内に寝泊まりするための設備(キッチンやトイレ、シャワーなど)を備えたクルマ。こちらは単独で行動可能な動力(エンジンなど)を有しています。

 これに対しキャンピングトレーラーは自走ができず、乗用車などでけん引して移動するタイプのキャンピングカーで、車検やナンバー取得が必要な「車両」の扱いです。

 そしてコンテナハウスは、コンテナをベースに住居や事務所などに活用できるようにカスタマイズされたもので、道路交通法ではなく、建築基準法が規定する「建造物」として扱われるのが大きな違いです。

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