ホンダが全長4.3m級の「タフ顔」コンパクトSUV 新型「WR-V」初公開! 価格は200万円台前半から! 24年春に国内発売へ

上質な内装がオシャレ! クラストップの広い空間にも注目だ

 新型WR-Vの室内は、コンパクトSUVクラストップの広く快適な空間を特徴とします。

 頭上高は高く取られ、後席の足元にも余裕があるほか、荷室も壁面をフラットな形状にしたり、床下収納を設けるなどして、458リットルと十分な空間を確保します。

タフなデザインが特徴の新型「WR-V」! スクエアなフォルムからも室内の広さが感じられます
タフなデザインが特徴の新型「WR-V」! スクエアなフォルムからも室内の広さが感じられます

 内装のレイアウトは、水平基調でシンプルなデザインを基本に、スイッチ類を中央に配置することで運転しやすさを目指したものです。

 運転席は、高いヒップポイントによる見晴らしの良い視界と、セダン車のような自然な運転姿勢を両立。

 ホンダによると、運転のしやすさを考慮し、ボンネットフードの高さや形状を吟味したり、スクエアな視界を追求したといいます。

 1リットルのペットボトルが入る大きなドアポケット収納や、スマートフォンが収納できるアームレストポケットなど、実用性にも気配りされています。

 後席ドア下部の切り欠きや前席シートバックの形状を工夫したことで、乗降性も向上させました。

 内装のコーディネイトも見どころです。

 ファブリックシートのXグレードに対し、上位グレードのZ/Z+では、プライムスムース(合成皮革)×ファブリックのコンビシートや、インパネまわりでも本革巻ステアリングホイールやセレクトレバー、プライススムースドアライニング、7インチTFTメーター(全グレード共通)など、上位クラスに匹敵する仕立てとしました。

 また人が触れる内装パーツには柔らかな素材を使用し、クラスを超えた上質な印象を与えます。

 このほか新型WR-Vでは、先進運転支援機能「ホンダセンシング」や、コネクティッド機能「ホンダ コネクト」も搭載され、高い安全性や利便性を確保します。

※ ※ ※

 WR-Vの車名は、これまでにも海外市場でタイやインドネシア、マレーシアなどで販売されるコンパクトSUVとして使われていますが、今回導入予定の新型WR-Vはこれとは別のクルマです。

 2024年春に発売予定の新型WR-Vは、2023年6月6日にインドで世界初公開された新型コンパクトSUV「エレベート」と同じクルマで、国内にもインド工場製モデルが輸入されます。

 インド製の新車が国内導入されるのはホンダでは初のことだといいます。

 なお新型WR-Vに搭載されるパワートレインは、インド仕様と同じく最高出力121馬力、最大トルク145Nmを発揮する1.5リッターi-VTEC DOHCガソリンエンジンとなるようです。

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