ホンダが新型コンパクトSUV「WR-V」初公開! コスパ高めの”250万円以下”で日本投入へ! 24年春発売
ホンダが新たな「コンパクトSUV」を投入する狙いとは
ホンダによれば、過去10年で最も成長したセグメントはSUV市場で、セグメントシェアは4倍、台数は90万台の市場に成長しているといいます。
また2019年以降は250万円以下の価格帯のスモールおよびコンパクトSUVの市場が急成長しており、かつ250万円以下SUVでは7割がガソリン車で構成されています。
今回発表された新型WR-Vについて、パワートレインは明示されていないものの、“エレベート”として初公開されすでに販売がスタートしているインド市場では、最高出力121馬力・最大トルク145Nmを発揮する1.5リッターi-VTEC DOHCガソリンエンジンのみが用意されており、日本でも同様と推測されます。
前述の通り、価格は“200万円台前半からを予定している”とホンダは説明しており、同価格帯に収まっています。
ホンダはまさに、今“最も期待できるSUV市場”に向け新型WR-Vを投入しようとしているのです。
また、ホンダは新型WR-Vのメインターゲット層を「20代〜30代のミレニアル世代」と設定しており、このような層のクルマに対する価値観は「コストパフォーマンス重視」「アクティブに気兼ねなく、自分らしく使いたい」であると推測しています。
直線基調のタフな印象で扱いやすいデザインを持ち、200万円台前半から投入される新型WR-Vは、同等のサイズを持ちながらも“クーペライクな都市型SUV”でハイブリッドモデルを中心として主に200万円台後半で展開されるホンダ「ヴェゼル」よりも、若い世代に適した一台と言えるかもしれません。
新型WR-Vについて、同車の製品企画を担当した、統合地域本部 日本統括部 商品ブランド部 商品企画課 チーフ 佐藤大輔氏は以下のようにコメントしています。
「SUVというと“高価”、“敷居が高い”というイメージを持たれがちで、若い世代でクルマを持っていない人からすると、どうしても価格の部分でハードルが高くなってしまいます。私達が新型WR-Vでやりたかったのは“SUVの民主化”です。だからこそ、どうしても250万円以下で投入したかったという思いがあります。
現在の売れ筋は、300万円クラスのヴェゼルですが、新型WR-Vは力強く堂々とした“車格”がありながらも比較的安価に買えるクルマだということを是非ミレニアル世代に感じていただき、検討いただきたいと考えています」
新型WR-Vの正式発表は2023年12月、発売は2024年春を予定しています。
このボディサイズで200万円台前半~という事なので「良心的だなぁ」と思って調べてみたら搭載エンジンは1.5リットルのようだと報じる所もありました。それが本当なら車重が重くて出だしは悪く、定員乗車では高速巡航も余裕がない、とかにならないのでしょうか?一番気になる所はクォーターウィンドーがあの形状では後席の乗員に閉塞感を与えるのでは?とも思いました。でも、車両価格が安いから仕方ないですね。売れると良いと思います。いや、価格を考えると売れるでしょう、多分。