生ごみの臭いが一瞬でフルーティーな香りに 新明和工業、臭気対策剤を発売
新明和工業が、生ごみの臭いを一瞬でフルーティーな香りに変えるというごみ収集車用臭気対策剤を、2017年6月上旬に発売します。
ごみ収集の現場に
新明和工業は2017年5月17日(水)、生ごみの臭いを一瞬でフルーティーな香りに変えるという、ごみ収集車(塵芥車)用臭気対策剤「デオマジック 香りdeまじっく」と、それを効率良くごみ収集車の庫内に自動散布する噴霧装置を、6月上旬に発売すると発表しました。
「デオマジック」は複数の香料を含む臭気対策剤です。その場所に漂う「不快な臭い」が混ざると「良い香り」を新たにつくり出します。
「デオマジック 香りdeまじっく」は、これをベースに開発されたもの。新明和工業によると、生ごみに直接噴霧すると、臭いが一瞬でフルーティーな香りに変化し、その効果が一定時間持続するといいます(気候や温度、使用状況によって効果は変動)。
生ごみは中身や気温などにより臭いの質や強さが大きく変わることから、「デオマジック 香りdeまじっく」の開発にあたっては、ごみ収集の現場で実際のにおいを集め、従来の「デオマジック」の配合比率を変えて検証を繰り返したということです。
製品は2種類
製品はハンドスプレータイプと、専用噴霧装置の2種類。そのまま噴霧できるハンドスプレータイプは1本あたり480ml入りで、価格は1箱18本入り1万2420円(1本あたり690円。消費税、送料別)です。
専用噴霧装置はごみ収集車に取り付けて使います。標準価格は13万5000円(新車に装着する場合。消費税別)。このほか、20倍に希釈して使う濃縮液(17kg入り)も1缶3万8000円(消費税、送料別)で発売されます。
なお、新明和工業によると、同社グループにおける特装車向けの「デオマジック」関連商品としては、東邦車輛が2016年に商品化したバキュームカー向けの臭気対策潤滑油「デオマジックVC1オイル」に続き2例目。「デオマジック」を用いたごみ収集車用臭気対策剤としては、日本初の製品です。
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提供:乗りものニュース