斬新デザインの「タマゴ型ミニバン」初公開! 前後一文字ライト採用で1000万円超え!? 「MEGA」12月に中国で発表へ
斬新なデザインを採用するMEGAだが…そもそも理想汽車ってどんなメーカー?
理想汽車は李想が2015年に設立した「車和家信息技術(CHJオートモーティブ)」に端を発します。
2019年に「理想汽車」、英名を「リーディングアイディール」と改称し、初の車種となるSUV「ONE」を発表しました。
「ONE」は発電用に1.2リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載するEREV(レンジエクステンダー付きEV)です。
容量40.5kWhの三元系リチウムイオン電池と組み合わせることでNEDC値での純電動航続距離は180km、総合航続距離は800kmを誇る仕様となっています。
2020年にはNASDAQに上場を果たします。
2018年にニューヨーク証券取引所(NYSE)へ上場したNIOに続く2番目の中国新興EVメーカーとなり、同じく2020年にNYSEへ上場した「シャオペン(小鵬)」とともに「中国新興EV御三家」として知られるようになります。
その後、2022年にフルサイズSUV「L9」、そして「ONE」の後継モデル「L8」を投入し、ラインナップの拡充を図りました。
2023年にはより小型の「L7」を発売したことで、現在は3車種のSUVを取り揃える形となります。
理想のSUVは基本的にどれも同じ見た目をしており、「L9」「L8」「L7」間の最も大きな違いはそのボディサイズにあります。
L9は全長5218mm×全幅1998mm×全高1800mm、ホイールベース3105mm。
対してL8では全長5080mm×全幅1995mm×全高1800mm、ホイールベース3005mmと、L9よりも若干小さくなっています。
そして2023年10月時点の最新モデルとなるL7ではホイールベースと全幅をそのままに、全長を30mm、全高を50mm縮めた仕様です。
これにより、乗車定員はL9/L8では6人乗り、L7では5人乗りと設定されています。
どの車種も左右一体型の一文字イルミネーションを基調とする近未来的なフロントマスクを持つため、一瞬で見分けることが難しいデザインとなっています。
一方、リアはナンバープレートの搭載位置がL9とL8で異なっていたり、L7はよりスポーティーなシルエットを持っていたりと、フロントに比べて差別化が図られています。
また、「ONE」と同様に「L9」「L8」「L7」も発電用エンジンを搭載するEREVとなります。
エンジンは共通してL2E15M型1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載しており、完全に駆動系統とは切り離された発電専用ユニットとなります。
駆動用モーターも基本的に同一で、どのモデルも前130 kW・後200kwの最高出力330kW(442hp)を誇ります。
搭載バッテリーは「L9」と「L8/L7」で異なり、前者は42.6kWh、後者は40.9kWhのものを搭載。WLTC方式での総合航続距離と純電動航続距離も全モデル共通して1100km/168-170kmを誇ります。
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