ホンダが新型「プレリュード」を世界初公開! 斬新「2ドアクーペ」は25年頃発売!? 完成度高いじゃん! なぜあと数年待つのか
ホンダがジャパンモビリティショー2023で世界初公開した「プレリュード コンセプト」。すぐにでも発売できそうな完成度の高さですが、実際には市販化までにかなりの時間を要するようです。それは何を意味するのでしょうか。
「プレリュード コンセプト」は「シビック」のクーペ版?
2023年10月28日に一般公開がはじまった「ジャパンモビリティショー2023」のなかでも、ひときわ注目を集めているのがホンダ「プレリュード コンセプト」です。
すぐにでも発売できそうな完成度の高さですが、実際には市販化までにかなりの時間を要するようです。それは何を意味するのでしょうか。
ホンダはかねてより、「スペシャリティ」と「フラッグシップ」という2つの電動スポーツモデルを投入していくことを明らかにしていましたが、そのうちのひとつがこのプレリュード コンセプトだったというわけです。
「プレリュード」と聞いて多くのユーザーが思い浮かべるのが、1978年から2001年にかけて販売されていた上級クーペです。
プレリュードは、世代によって多少コンセプトは異なるものの、各世代ともに美しいボディと上質な室内空間、そして余裕のある走りを兼ね備えている点は一貫しており、日本国内はもとより、海外でも高い人気を誇ってきました。
そんな往年の名車の「復活」が、装い新たに生まれ変わったショーに彩りを添えてくれたことは言うまでもありません。
一方、プレリュード コンセプトについて、現時点でホンダが明らかにしていることはごくわずかです。
ホンダ関係者は「パワートレインにはハイブリッドを採用しており、2020年代半ばの市販化に向けて開発を進めている」と話しますが、それ以上の具体的なことはまだ公表されていません。
ただ、会場に展示されているプレリュード コンセプトの実車を見てみると、「コンセプト」とは言うものの、限りなく市販化に近い状態であることがうかがえます。
たとえば、そのエクステリアはコンセプトカーにありがちなデザイン優先のものではなく、衝突安全や法規対応を考えた極めて現実的なものに見えます。
インテリアも「シビック」などに近いものが採用されているなど、決して非現実的なものではありません。
また、詳細なボディサイズこそ公表されていないものの、そのサイズ感はシビックに近いようです。
そう考えると、プレリュード コンセプトはシビックのクーペ版に近い構造を持っていることが予想されます。
たしかに、ホンダのグローバルにおける主力モデルであるシビックは世界中で評価も高く、そのクーペ版となれば、爽快な走りにさらに磨きがかかることは間違いなさそうです。
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