いすゞ自動車とUDトラックスがJMSで共同ブース 世界初公開BEVフルフラット路線バス「ERGA EV」などを展示

いすゞ自動車とUDトラックスが「ジャパンモビリティショー2023」に共同ブース出展。世界初公開されたバッテリーEV(BEV)フルフラット路線バス「ERGA EV」などを展示しています。

「ERGA EV」は2024年度中の発売目指す

 いすゞ自動車とUDトラックスが、東京ビッグサイトで開催中の「ジャパンモビリティショー2023」に両ブランド初の共同ブースを出展し、世界初公開のバッテリーEV(BEV)フルフラット路線バス「ERGA EV」などを展示しています。

世界初公開された、いすゞのバッテリーEV(BEV)フルフラット路線バス「ERGA EV」
世界初公開された、いすゞのバッテリーEV(BEV)フルフラット路線バス「ERGA EV」

 同ブースで世界初公開された、いすゞのバッテリーEV(BEV)フルフラット路線バス「ERGA EV」は、フロアのフルフラット化により、乗客の安全性を大幅に向上させており、環境面への貢献にとどまらない、未来の公共交通を体現する車両として、2024年度中の発売を目指すとしています。

 ディーゼルエンジンを搭載した従来のノンステップバスと同等の乗降性を確保したうえで、BEV化によるレイアウトの自由度を生かして車室内後部の段差をなくし、フロアのフルフラット化を実現。すべての座席に段差なくアクセスできるよう座席を配置することで、車内移動の完全バリアフリー化を図ったとのことです。さらに、スムーズな加減速と低振動・低騒音で、乗客の安全性と快適性を向上させており、これらを通じて車内事故ゼロを目指すとしています。

 いすゞグループは「ヒトやモノを中心に据えた人流・物流を実現する商品やサービスを多く生み出すことで、未来の人々の豊かな暮らしに貢献してまいります」とコメントしています。

 10月26日に行われたプレスブリーフィングでは、いすゞ自動車社長COOの南真介氏とUDトラックス社長の丸山浩二氏が登壇。南氏は「昨今、いち企業の枠組みを超え、力を合わせていくことが不可欠。いすゞ自動車とUDトラックスは、互いの技術、ノウハウを生かし合っている」と述べ、いすゞグループとしての協力体制の充実ぶりを強調しました。

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「ジャパンモビリティショー2023」は、2023年10月26日〜11月5日(一般公開は10月28日から)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催。いすゞ自動車とUDトラックスは、「ERGA EV」に加え、世界初公開のいすゞ「EVision Cycle Concept」や、Level4の自動運転実証試験車両のUD「Fujin(風神)」なども展示しています。

 いすゞ自動車とUDトラックス共同出展ブースは、東1ホール(EC01)です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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