なぜ高速道に「謎の鯉のぼり」出現? わずか“12日間”のみ「激レア風景」に一変! 関越・北陸道で実施
高速道路で、風の強さをドライバーに伝える吹き流しが「錦鯉」バージョンに。期間と区間はどちらも限定の企画ですが、どのような経緯があるのでしょうか。
関越道と北陸道の一部で掲揚
高速道路に「錦鯉柄の吹き流し」が期間限定で登場します。
錦鯉柄の吹き流しが掲揚される期間は、2023年10月26日から11月6日まで。
場所は、新潟県内の関越道の堀之内ICから長岡JCTまでの6か所と、北陸道の長岡JCTから栄スマートICまでの6か所です。
これは、小千谷市と長岡市で錦鯉の品評会が開催される期間に合わせ、錦鯉の模様をデザインした吹き流しを掲揚するものです。
錦鯉柄の吹き流しは、「錦鯉発祥の地」のPRを目的に、2023年4月に小千谷市・長岡市・長岡造形大学と連携して作られました。高速道路に掲揚されるのは、今回で2回目です。
高速道路を走っている時に強い横風に吹かれると、ハンドルが取られて他のクルマと接触したり、横転したりするなど、事故につながる恐れがあります。そのため、道路の脇には、風の強さをドライバーに伝えるための吹き流しが立っています。
鯉のぼりと同じように、吹き流しは風が強いほど横になびきます。NEXCO東日本新潟支社長岡管理事務所によると、吹き流しは風速10m/秒で概ね真横になびくといいます。
風速10m/秒は、走行中のクルマが横風にあおられる感覚を受ける風速です。吹き流しが横に流れているのを見たら、ハンドルを今一度しっかりと握り安全運転をしてほしいといいます。
また、同事務所は、錦鯉柄の吹き流しが掲揚されているからといって、撮影のために路肩に停車することや、円滑な交通を妨げる走行はせず、交通ルールを守るよう呼び掛けています。
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