ホンダ「新型N-BOX」価格とデザインで評価二分? “日本一売れてるクルマ”6年ぶり全面刷新への反響は

「価格164万円から」にSNSは…

 一方、今回も前述の標準仕様とともに「N-BOXカスタム」が設定されました。

 N-BOXカスタムは、立体感のある緻密な造形のフロントグリルや横幅いっぱいに広がる一文字ライト、ホンダ初のダイレクトプロジェクション式フルLEDヘッドライトを採用し、ユーザーが誇りと満足を感じられるデザインを目指したといいます。

 また、クリアレンズのフルLEDリアコンビネーションランプや、ロー&ワイドなスタイリングと空力性能を考慮した専用エアロデザインにより、品格のあるたたずまいと性能の高さを表現しました。

 内装はブラック基調とし、大理石の質感を再現した高級感のあるインパネトレーを採用するなど、上質で精悍な室内としています。

 さらに、「コーディネートスタイル」を設定。特別感のあるダーククロームメッキ加飾のフロントグリルやリアライセンスガーニッシュ、ブラックアルミホイールなどを採用するほか、ボディカラーはモノトーンとルーフをブラックとした2トーンカラーも選択できます。

ホンダ新型「N-BOX/N-BOXカスタム」
ホンダ新型「N-BOX/N-BOXカスタム」

 機能面は、「パワースライドドア予約機能」を新たに搭載。あらかじめ施錠操作をすることで、スライドドアが閉まった後に自動的にロックされます。

 また、スライドドア開口の一部にグリップ状のくぼみを設けることで、乗り降りをしやすくしました。

 収納は、従来の倍以上の容量を持つ大型グローブボックスや、後席には大型のサイドポケットを設けるなど、使いやすさを確保しています。

 パワートレインは従来モデルから継承。自然吸気エンジンとターボエンジン(N-BOXカスタムのみ)の2種類を設定し、それぞれ制御を見直すことで、上質で扱いやすい特性としました。駆動方式はFFと4WDが設定されます。

 安全運転支援システム「ホンダセンシング」は全車標準装備とし、フロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサーを用いたシステムを搭載することで、安心・安全を追求。

 近距離衝突軽減ブレーキ、急アクセル抑制機能を追加するとともに、高速走行時によりスムーズな加減速と操舵で運転をアシストするなど、街乗りから高速道路まで様々なシーンで運転を支援します。

 また、ホンダの軽自動車で初めて7インチTFT液晶メーターや「ホンダコネクト」を搭載しています。

 新型N-BOXの価格(消費税込)は、標準仕様が164万8900円から188万1000円、N-BOXカスタムが184万9100円から236万2800円です。

 これに対しSNSでは、「1番高いのが230万円超えるのか」「確かにいい車ではあるけれど、高い…」「売れるのか心配」など、価格に抵抗感を示す投稿が複数見られました。

 一方、「デザインが柔らかくなって好み」「新型の特にファッションスタイルは売れそうな気がします」と、そのデザインを評価する声も。

 このほか、「ターボの設定がないのが残念」「初代からのアイデンティティはしっかり受け継いでるな」といった意見もありました。

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