ホンダアクセスがユーザー交流イベントを開催! 開発秘話や愛車愛が飛び交った「Modulo Xシリーズ10周年ユーザーミーティング」

開発アドバイザーの“ドリキン”ことレーシングドライバーの土屋圭市さんも登場!

 当日はModulo Xの開発アドバイザーである“ドリキン”ことレーシングドライバーの土屋圭市さんも参加。ホンダアクセス Modulo X開発統括の福田正剛さんや同 Modulo X完成車性能担当の湯沢峰司さんとのトークセッションに加え、炎天下にもかかわらず2時間以上かけて参加したすべての車両をまわってオーナーとの交流を深めていました。

Modulo Xの開発アドバイザーである“ドリキン”ことレーシングドライバーの土屋圭市さんも登場(右から3番目)
Modulo Xの開発アドバイザーである“ドリキン”ことレーシングドライバーの土屋圭市さんも登場(右から3番目)

 ホンダアクセスが今回のイベントを開催した目的は「交流」だと言います。Modulo Xという同じ魂の入った車両に乗る人同士の交流を深めるのはもちろん、開発側と商品を愛用するオーナー側の交流も特徴だと感じました。

 参加者は開発秘話を聞いたり商品への思いを直接開発者に伝えることができたりして、よい思い出となり、結果としてさらなる愛車愛につながるに違いありません。一方で開発側はユーザーの生の声を聞くことで、それが今後の商品開発に生きることでしょう。

 そう考えると、200台に満たない台数で300人ちょっとの参加者という規模は、大きすぎず、参加者とホンダアクセス側スタッフとの距離も近く保てるベストな規模だと感じました。

 実は会場にも意味があり、ここ「群馬サイクルスポーツセンター」(群サイ)はホンダアクセスがModulo Xの開発に使うコースのひとつ。路面が荒れているのに加えて狭さゆえにエスケープゾーンが取れない峠道のような厳しいコースですが、「険しい路面だからこそ、ここできちんと走れるクルマに育てることで完成度の高いクルマに仕上げられる」と開発統括の福田さんは言います。Modulo Xのサスペンションは、サーキットを走るためではありません。路面を選ばず挙動が安定し、安心して走れることを狙ったものです。そんなModulo Xのサスペンションはこのコースがあったからこそ磨き上げられたといっても過言ではないでしょう。

 当日は「サーキットタクシー」としてホンダアクセスのスタッフの運転により、来場者の中から抽選で選ばれたラッキーな人を乗せて「群サイ」のコースをまわるプログラムを実施。体験した人はその過酷さに驚いたことでしょう。

 そして最後は、そんな群サイのコースを参加者全員でパレードラン。いい思い出になったのではないでしょうか。

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Writer: 工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。

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