ホンダが新型「N-VAN e:」を世界初公開! 100万円台で買える…!? 24年春発売の軽バンは何が凄いのか

N-VAN e:の充電性能は? 他にどんな特徴があるの?

 N-VAN e:の充電・給電については、短時間で充電が可能な6.0kW出力の普通充電器に対応。

 充電時間は約5時間と、夜間に充電を行えば翌日はフル充電の状態で使用を開始することが出来ると言います。

 また、充電時の使い勝手を考慮し、車両の前部に充電リッドを配置することで、充電・給電時にも充電コードなどを気にせずに、車の乗り降りやドアの開閉をすることが可能です。

 加えて、AC車外給電用コネクターの「Honda Power Supply Connector(パワーサプライコネクター)」を使用すれば、N-VAN e:のバッテリーで合計1500Wまでの電化製品を使用することが可能となり、停電・災害時にも簡単に電気を取り出すことができます。

 さらに、可搬型外部給電器「Power Exporter e: 6000」、「Power Exporter 9000」を使用することでそれぞれ最大6kVA、9kVAの高出力給電が可能となります。

 これにより、災害時などに出力の高い冷蔵庫や冷暖房器具など、複数の電化製品を同時に使用することができます。

ホンダ新型「N-VAN e:」
ホンダ新型「N-VAN e:」

 その他、「Honda CONNECT」としては、スマートフォンに入れたHondaリモート操作アプリにより、お出かけ前タイマー設定、充電待機時間設定、最大電流量設定、最大充電量設定、外部給電下限SOC設定を遠隔で行うことができます。

 これらの機能を活用することで、快適な移動と電気代の抑制、航続距離最大化に寄与します。

 安全機能については、先進の安全運転支援機能を全タイプに標準装備。

 さらに、軽商用バンとして初めて「サイドカーテンエアバッグ」を運転席と助手席に標準装備しています。

※ ※ ※

 なお、ホンダは2023年6月より日本でヤマト運輸とN-VAN e:プロトタイプを使用した実用性検証を開始しています。

 さらに海外においても2023年9月から、インドネシアで国営石油会社プルタミナとの実用性検証を開始。

 商品配送における実用航続距離、走行性能、バッテリーの信頼性や充電プロセスなどの実用性検証を行い、発売に向けて準備を進めていくと言います。

 なお前述の2022年12月7日での発表では、「価格についても、ガソリン車と同等の100万円台からの設定とすることで、カーボンニュートラルの実現に向けてEVの普及を進めます」とアナウンスしていることから、手の届きやすいモデルとしての登場が期待されます。

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