「雨の日に洗車」なぜ勧める? ガソリンスタンドで「推奨」するワケ… 実は「雨で汚れ」は落ちない?

クルマの雨対策にはどのような方法がある?

 雨で汚れが付着したり頑固な汚れになったりするなら、あらかじめ雨対策をおこなっておきたいと考えるかもしれません。

 雨対策としては、ガラスコーティングやカバーなどの対策が挙げられます。

 ガラスコーティングとは、ボディの塗装の上にガラス繊維の皮膜を形成することで、クルマを汚れや傷、紫外線などから守るものです。

 ガラスコーティングによってできた皮膜は通常の塗装面に比べて凹凸が少なく、固着を防ぐため、雨や洗車時の水洗いで汚れを取りやすくなります。

 さらに、ガラスコーティングは、ワックスやポリマーコーティングに比べて、高い性能を持ち、効果が長続きしやすい特徴もあります。

 なお、ポリマーコーティングとは、フッ素やシリコンなどの高分子化合物で形成されたコーティング剤のことです。

ワイパーやタイヤなどの消耗品も定期的に確認しておきたい
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 そのほかの対策に、クルマカバーも雨で汚れが付いたり頑固な汚れになったりするのを防ぐアイテムを使用することがあります。

 カバーの表面は、はっ水加工が施されているものがほとんどで、雨水をはじいてくれます。

 屋根のない駐車場で、雨にさらされ続けたクルマのボディは、数年後通常よりもひどい傷みを負ってしまうことがあります。その傷みから保護する役割をカバーは担ってくれます。

 しかし、カバー自体が劣化していると、カバー上の水たまりがクルマに侵食し、かえってクルマのボディーを傷つけてしまう可能性もあります。そのため、カバーの状態には注意が必要です。

※ ※ ※

 また、環境省の「越境大気汚染・酸性雨モニタリング計画」によると、日本では年々雨の酸性化が進んでいると報告されており、よりクルマへのダメージが気になる状況になっているため、愛車の雨ケアも行っておきましょう。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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