レクサスが斬新「スポーツカー」実車展示! 斬新ハンドル&MT搭載も? LFA後継なる「エレクトリファイドスポーツ」って何? 次期型どうなった?

世界各国で「億超え」連発のLFA! 次期LFAはどうなる?

 たとえば、2021年にはアメリカのオークションにおいて、走行距離がわずか177マイル(約285km)という新車同様の個体が登場し、78万1800ドル(約1億1540万円)で落札されています。

 また、2022年には同じくアメリカのオークションで、赤いエクステリアカラーのLFAが84万9900ドル(約1億2550万円)で落札されています。

 最近では、2023年9月に走行距離約1万3000マイル(約2万900km)の個体が、70万5000ドル(約1億400万円)で取り引きされています。

 これらを見てもわかるとおり、LFAの現在の相場はおよそ1億円以上と新車当時のおよそ3倍となっています。

 もちろん、コンディションによってはそれよりも低い価格で販売されることもありますが、それでも新車価格を大きく上回ることは確実です。

 いずれにせよ、国産車で1億円以上の価格で取り引きされるのは、LFA以外ではトヨタ「2000GT」や日産「スカイライン GT-R」などごくわずかです。

 LFAと並ぶ国産スーパースポーツカーである日産「GT-R」やホンダ「NSX」と比べても、LFAの相場は頭ひとつ抜きん出ており、その希少性や人気の高さがうかがえます。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで欧州初公開されたレクサス「エレクトリファイドスポーツ」は展示の演出も凝っていた
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで欧州初公開されたレクサス「エレクトリファイドスポーツ」は展示の演出も凝っていた

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 発売からわずか2年後の2012年12月に生産終了となったLFAですが、その後継にあたるモデルは現在まで登場していません。

 そして2021年にコンセプトカーとして前述のエレクトリファイドスポーツがお披露目されました。

 これまで世界各国で展示されてきたこのモデルですが、過去には「疑似MTを搭載する可能性」などが示唆されています。

 しかしながら2023年9月現在、具体的な発売時期などについては不透明な状態です。

 単純計算で187億5000万円(3750万円×500台)の売上規模を誇るLFAですが、その開発コストはその金額を大きく上回るものだったと言われており、スーパースポーツカーにはビジネス上の課題があることがわかります。

 しかし、LFAは現在でもレクサスのイメージリーダーとして君臨しており、その波及効果は計り知れません。

 BEVブランドへと変貌していくレクサスにとって次世代のイメージリーダーの存在は必要不可欠であり、LFAの後継と目されるエレクトリファイドスポーツがその役割を担うことが期待されています。

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