レクサスが斬新「スポーツカー」実車展示! 斬新ハンドル&MT搭載も? LFA後継なる「エレクトリファイドスポーツ」って何? 次期型どうなった?
世界各国で展示されているレクサスの「Electrified Sport Concept(エレクトリファイドスポーツ)」。それは「LFA」の後継となるモデルとして知られています。そんなレクサスのフラッグシップスポーツカーである「LFA」は2023年10月で誕生から14年を迎えます。総生産台数はわずか500台というLFAの軌跡と現在を振り返ってみましょう。
レクサスが新たなLFAを示唆!? 誕生から14年を迎えるLFA、その軌跡と現在
レクサスの今後の方向性を示す「Electrified Sport Concept(エレクトリファイドスポーツ)」。
このモデルは、レクサス最高峰モデル「LFA」の後継モデルとする噂が跡を絶ちません。
2023年9月21日にレクサスのオーストラリア法人は、同市場で開催される「メルボルンカップ・カーニバル」に、エレクトリファイドスポーツを初披露します。
エレクトリファイドスポーツについてかねてから「『LFA』で磨いた“レクサス秘伝のたれ”を継承する次世代のスポーツカーを、BEVで開発いたします」と名言するなど、LFAの実質的な後継モデルとして認知されてきました。
一方のLFAは、2012年の生産終了から10年以上が経過したいまもなお、国産スーパースポーツカーの最高峰との呼び声も高い1台です。
その存在が世に知られるようになったのは、「Lexus Future Advance」の頭文字をとった「LF-A」という名のコンセプトカーが世界初公開された、2005年のデトロイトモーターショーでのことでした。
あくまでコンセプトカーとして登場したLF-Aですが、トヨタとヤマハの共同開発による最高出力500PS以上のエンジンが搭載されること。
さらに、最高速度が320km/h以上におよぶことなどが明らかにされたため、多くのユーザーが期待に胸を踊らせました。
そして2009年10月、東京モーターショーの会場においてその市販モデルが世界初公開されました。
正式なモデル名は「Lexus F Sports Apex」の略である「LFA」となり、3750万円という価格で500台限定で発売されることが発表されました。
事前にアナウンスがあったとおり、LFAはトヨタとヤマハによって共同開発された最高出力560PSのV型10気筒エンジンを搭載し、最高速度は325km/hに達するパフォーマンスを持っていました。
パフォーマンスは申し分ないとは言え、レクサスにとって初めてのスーパースポーツカーであったことから、市場からどのように評価されるのかには不安が残りました。
しかし、発売後ほどなくしてすべての台数が完売し、そうした不安は杞憂に終わりました。
特に、「天使の咆哮」と評されるエンジンサウンドは高く評価され、LFAを象徴する要素のひとつとなっています。
ただ、限定台数500台のLFAのうち、日本へとデリバリーされたのはわずか200台程度であることから、その音を実際に耳にしたことのあるユーザーはそれほど多くはないようです。
あまりに希少な存在であるため、LFAが中古車市場に登場することはほとんどありません。
また、登場したとしても、新車価格を大きく上回るプライスタグが付けられていることがめずらしくありません。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。