クルマの「オプション」なぜ“2タイプ”存在? 何が違うの!? 秘密は「取り付けるタイミング」にあり!
新車を購入する際、クルマに取り付ける様々な「オプション」を選択するものですが、じつは2種類のタイプに分類されるといいます。
知ってた?「オプション」は2種類に分類される
新車を購入するときは、クルマに取り付ける様々な「オプション」を選択するもの。
便利な機能や安全性を高める装置を追加できるほか、ドレスアップ用のアイテムなどが用意されています。
そんなオプションですが、じつは「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」の2種類に分類されるといいます。一体どのような違いがあるのでしょうか。
メーカーオプションとディーラーオプションの違いや注意点について、新車ディーラーの営業マンに話を聞いたところ、以下のような回答がありました。
「メーカーオプションは、クルマの製造時に工場でのみ取り付けることが可能なオプションのことを指します。
そのため、新車を購入する際に注文され、製造が完了している納車以降にはもう装着することはできません。
一方、ディーラーオプションはディーラーで取り付け可能なオプションであり、こちらは注文時はもちろん納車後であっても装着することが可能です。
メーカーオプションの例としては「先進安全装備」や「サイドエアバッグ」「サンルーフ」などが挙げられ、いずれも工場で車体の加工を行う必要があるため、後から欲しくなっても取り付けることはできません。
そしてディーラーオプションには「フロアマット」や「ドアバイザー」「シートカバー」などが該当し、比較的に取り付けが容易な用品のため、ディーラーや整備工場でいつでも注文できるのです(ディーラーの営業マン)」
ただし、ややこしい点もあり、中にはメーカーオプションとディーラーオプションどちらにも該当するオプションも存在するといいます。
代表的なものが「カーナビ」で、共に「メーカー純正品」のお墨付きのある商品を装着することができますが、ディーラーオプションのものは大画面タイプが選べたり機能が豊富です。
これは、オーダーに応じて工場でダッシュボードを加工してカーナビを取り付けるためで、大きな変更が可能ゆえデザイン性が高いのも特徴です。
一方でディーラーオプションのカーナビは、規定された取り付け枠のサイズに適合した機種しか取り付けられません。
また、カーナビ同様に「オーディオ」もメーカーオプションとディーラーオプション両方で用意されているオプションのひとつといえます。
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