クルマの「サイドモール」なぜ減った? クラウンやシトロエンは採用、なぜ? デザインの考え方は多様化へ
シトロエンC3やベルランゴ、どんなデザインか、見た目の特徴は?
近年販売されているモデルの中でサイドモールが装備されているクルマとしては、フランスのシトロエン「C3」や「ベルランゴ」なども挙げられます。
シトロエンに採用されているサイドモールは、メーカーの発想の転換により、機能性向上や個性溢れるデザインが魅力的なクルマとして販売されています。
見た目の印象は全体的に角丸の四角形を主体としたデザインとなっており、シトロエン独自の内外装が楽しめます。
そんなシトロエンですが、なぜ近年減少傾向にあるサイドモールのようなものが採用されているのでしょうか。販売店担当者は、次のように話します。
「C3やベルランゴに採用されているのは『エアバンプ』と呼ばれるものです。これは、軽い接触などがあった際に、ボディを守るために取り付けられています。
それだけでなく、シトロエンは非常にデザイン性にこだわっている一台で、街中の走行に適したコンパクトさと、シャープな力強さを兼ね備えているモデルです。
シトロエンを象徴する数多くの個性的なデザインフィーチャーの一部として、エアバンプが取り入れられています」
近年では見かける機会が減ってきているサイドモールですが、シトロエンではボディプロテクションに加えて、デザイン性のために採用しているようです。
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かつては純粋ボディを守るために取り付けられていたサイドモールですが、デザイン性の観点から取り付けられる機会が減りました。
その一方で、逆に個性的な味わいを演出することから、シトロエンなどではデザイン性が高いアイテムとして再び採用されるようになっています。
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