「歯科院長は元V系バンドマン!?」インパクトありすぎな「謎看板」ナゼ設置? その理由と効果を聞いてみた
東京都あきる野市にインパクトの強い歯医者さんの看板が存在するといいます。設置経緯や効果などについて取材しました。
「院長は元V系バンドマン!?」歯医者の看板のインパクトがスゴい!
道路をクルマで走行していると、様々な“珍しい看板”を目にすることがあります。
そんな“珍しい看板”の一つが東京都あきる野市にあります。思わず二度見してしまうほどのインパクトの強い看板だといいますが、一体どのような看板なのでしょうか。
東京都あきる野市滝山街道沿い、牛沼中通りと交差する信号機付近にあるひとつの看板が設置されています。
看板にはビジュアル系バンドに所属していそうな男性の写真とともに「インプラント以外も僕に任せろ」と大きく書かれています。
これは、あきる野市にある「あきる野Beauty歯科」の看板で、看板の左端には「現在の僕(院長)」と院長の写真も小さく映し出されていることから、ビジュアル系の男性はかつての院長の姿であるといえます。
思わず二度見してしまうほどのインパクトのある看板ですが、なぜこのような看板を設置することとなったのでしょうか。
今回、あきる野Beauty歯科の院長・田村先生に話を聞きました。看板を作った経緯について以下のように話します。
「もちろん強いインパクトを与える看板を作るという事がひとつありますが、もうひとつの理由として元V系バンドマンという歯科医師にとってはマイナス要因とも取れる過去を敢えて人前にさらけ出すことによって歯科に対する決意の表れを表現したものであります」
あきる野Beauty歯科の院長紹介のページでは、院長が歯医者になろうと思った経緯が書かれています。
かつて田村先生は20代の頃にヴィジュアル系バンドでの音楽活動をおこなっていたといい、そのときのコンセプト・キャッチコピーは「白い翼のお届け人」。
バンド活動が一段落し第二の人生を考えた際、「白い翼のお届け人」という役柄を踏襲したいと考えるようになり、医療の道へ挑戦することを決断。その後2023年4月に現在の歯科を開院し、「白い歯のお届け人」として従事されています。
設置した看板の反響について、田村先生は以下のように話します。
「当初予想していた反響よりも遥かに想定を超えた反響がありました。
初めは友人から『SNSでバズっているぞ!』との報告を受けたのですが、そうこうしているうちに雑誌社、新聞社、Webニュース媒体などからの取材が殺到し、遂には地上波の情報番組で取り上げられるまでに反響がありました」
ユーザーからは「この看板いつも気になる」「インパクトスゴい!」の声のほか、「撮影に成功!」など写真を撮るために出向いているユーザーの姿も見られました。
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設置されている看板は夜になるとライトアップされるといい、田村先生は「その存在感は半端ないです」と話します。
今後あきる野市をクルマで通る機会がある人は、見かける機会もあるかもしれません。
ただの変わった看板紹介
車に関係のあるネタか?
まぁ歯医者もコンビニ店舗数並みの歯科医院があるから宣伝もしたいよな。