トヨタ新型「ヤリスクロス」公開! まるで小さな「RAV4」!? タフ顔の「高級独自仕様」が越で443万円から

2023年9月19日、トヨタのベトナム法人は新型「ヤリスクロス」を正式発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

まるで小さな「RAV4」? 新型「ヤリスクロス」発表

 2023年9月19日、トヨタのベトナム法人は新型「ヤリスクロス」を正式発表しました。

 今回発表された新型「ヤリスクロス」は、日本の「ヤリスクロス」よりも一回り大きな、フィリピンなどで販売されている“日本とは異なる”モデルです。

なんか”小さいRAV4”感! トヨタ新型「ヤリスクロス」
なんか”小さいRAV4”感! トヨタ新型「ヤリスクロス」

 日本でヤリスクロスというと、コンパクトカー「ヤリス」とプラットフォームを共有するコンパクトSUVですが、2023年5月にインドネシアで、デザイン、ボディ(シャシ)などすべてが異なる新モデルが世界初公開されていました。

 今回ベトナムに投入される新型ヤリスクロスも、このモデル。そのコンセプトは「ソリッド&ダイナミック」です。

 ボディサイズは全長4310mm×全幅1770mm×全高1615mm、ホイールベースは2620mm、最低地上高は210mmで、日本のヤリスクロス(全長4185-4200mm×全幅1765mm×全高1580-1590mm、ホイールベース2560mm、最低地上高160-170mm)よりも一回り大きいサイズ感です。

 エクステリアは、「力強さとダイナミックさ」をデザイン言語として追求し、台形グリルとフロントバンパーにより力強さを演出するほか、ヘッドライトとフォグランプが現代のSUVのダイナミックな印象を持たせています。一見すると“縮小版「RAV4」”のようにも見えます。

 インテリアは、全体的にはスポーティな仕上がりとしつつも、ワイドでソフトなダッシュボードパネルを採用し、車格以上の高級感を演出しています。

 パワートレインは、最高出力105馬力・最大トルク138Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒エンジンと、最高出力90馬力を発揮する1.5リッター直列4気筒エンジンに最高出力79馬力のモーターを組み合わせたハイブリッドシステムの2種類です。

 先進安全装備には、プリクラッシュシステム(PCS)、オートマチックハイビーム(AHB)、車線維持支援(LKC)、オートマチックハイビーム(AHB)、アダプティブクルーズコントロール(ACC)などを含む「Toyota Safety Sense」を搭載します。

 価格は、純ガソリンエンジンモデルが7億3000万ベトナム・ドン(約443万円)から、ハイブリッドモデルが8億3800万ベトナム・ドン(約509万円)からです。

 トヨタのベトナム法人は、新型ヤリスクロスについて、以下のように記載しています。

「トヨタヤリスクロスは、まったく新しいBセグメントのSUVモデルです。昨今の傾向に合わせて進化した、新型ヤリスクロスは若い顧客を惹きつける要素を備えています」

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