全長5.3m超え!? 「トライトン」がまさかの復活! めちゃカッコいい! 最新ピックアップトラックってどんなもの?
三菱がかつて国内で販売していた「トライトン」が、新型にフルモデルチェンジして復活することが明らかになりました。新型トライトンはどのようなモデルなのでしょうか。
迫力ヤバい! 新型トライトンがスゴすぎる!
2023年9月現在、国内で新車販売されるピックアップトラックはトヨタ「ハイラックス」のみですが、三菱は2024年に新型「トライトン」を国内導入することを発表しました。
トライトンは、アセアンやオセアニアを中心に、中東、欧州、アフリカ、中南米など、世界およそ150の国と地域で販売される、三菱の世界戦略車です。仕向け地によっては「L200」の車名で販売されています。
日本でも初代トライトンが販売されていた時期もありましたが、先代(2代目)モデルについては未導入。今回、新型へとフルモデルチェンジされた3代目は、約12年ぶりに国内市場で復活することになりました。
外観では、ボディサイズをひと回り大型化するとともに、水平基調で力強いスタイリングとしています。
デザインコンセプトは「BEAST MODE」(勇猛果敢)。全長5360mm×全幅1930mm×全高1810mm(ダブルキャブ仕様)の巨体に、フロントには、猛禽(もうきん)類をイメージしたという眼光鋭い表情のデイタイムランニングランプを採用し、ランプ下部には立体的な3連ヘッドライトを組み合わせて強い存在感とたくましさを表現しました。
リアは、両端にT字型のテールランプを配しワイド感を強調するとともに、広い荷台を確保。
エアロダイナミクスを向上させたキャビン形状やリアスポイラー、大型化して握りやすく耐久性を高めたドアハンドル、幅を広げて水はけを良くしたサイドステップなど、各所に機能的なデザインを採り入れ、実用性を向上させました。
インテリアは、走行時の車体姿勢の変化をつかみやすい水平基調で力強い造形の「HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)」コンセプトを進化させたインストルメントパネルを採用。
様々な業務用としてハードな環境下で使用することを考慮し、乗員を保護するためにソフトパットを要所に採用するなど実用性を確保するとともに、デザイン面では、幾何学的な造形とメタリックを多用したハイコントラストでモダンな空間を実現しています。
ボディタイプは、SUVの快適性とトラックの実用性を兼ね備えた2列シートのダブルキャブ、1列シートのベーシックなシングルキャブ、フロントシート後ろに荷室スペースを設けることでリクライニングも可能なクラブキャブと、3つを設定。
新開発の2.4リッタークリーンディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力150kW、最大トルク470Nmの高出力仕様と、最高出力135kW、最大トルク430Nmまたは最高出力110kW、最大トルク330Nmの通常仕様という、出力の異なる仕様を3種類用意しました。
トランスミッションは、それぞれのパワーユニットに6速ATまたは6速MTが組み合わされますが、仕向け地によって導入されるパワートレインが異なるといいます。
また、ラダーフレームやサスペンションなど主要コンポーネントを三菱自動車独自で新開発。スーパーセレクト4WD-IIシステムには電子制御のアクティブヨーコントロール[AYC]を組み合わせ、ドライブモードをアップデートするなど、走行性能を大幅に強化しました。
加えて、新たにレーダークルーズコントロールシステム[ACC]をはじめとする最新の安全装備や、コネクティッド技術を用いたエマージェンシーサービスなどを搭載、ハード面だけでなくソフト面でも安全性、快適性を大幅に向上させています。
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日本で販売される新型トライトンがどのような仕様になるのかは明らかになっていませんが、新型モデルの国内復活を望んでいたファンも多かったのではないでしょうか。
新型トライトンは、2024年初頭に日本で発売される予定です。
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