約2000馬力で3億円超! 世界最強の新型「爆速スポーツカー」が日本初公開! 「雷嵐」の名を持つ超高級ハイパーカーには「すでに購入者が存在」!?
主に希少車の輸入販売を手掛けるBINGOは2023年9月13日、クロアチアの電気スーパースポーツカー「ネベイラ」を日本で初披露しました。とてつもない加速力を備えたクルマといいますが、一体どのようなモデルなのでしょうか。
「世界最速」の称号が日本発売
主に希少車の輸入販売を手掛けるBINGOは2023年9月13日、同社が日本販売代理店を担うクロアチアの電気自動車メーカーRimac Automobili(以下、リマック)のスーパースポーツカー「ネベイラ」を日本で初披露しました。
リマックの公開はBINGOとパートナーシップ契約を締結しているオートバックスセブンの新店舗、「ARTA MECHANICS & INSPIRATIONS」(東京都江東区)で同年9月13日から15日まで行われ、さらに9月16日にはモビリティリゾートもてぎ 南コース(栃木県茂木町)にてテストドライブも開催するといいます。
リマックは2009年に設立された、クロアチアのスベタネデリャを拠点とする電気自動車(EV)メーカーです。
2011年にはドイツで開催されたフランクフルトモーターショーでスーパースポーツカーのコンセプトモデル「コンセプト・ワン」を発表。
このモデルは4輪すべてにモーターを搭載し、最高出力は1088馬力。2.8秒で時速100kmに到達する怒涛の加速力を備えており、またボディデザインは名門カロッツェリア「ピニンファリーナ」出身のデザイナーが担当するなど、見どころ満載のクルマでした。
2019年には、コンセプト・ワンをさらに進化させた「コンセプト・ツー」をスイス・ジュネーブモーターショーで公開し、デザインの一新とともにパワーユニットの大幅な強化が行われ、最高出力は1914馬力に到達。時速100kmまでの到達時間は1.85秒にまで縮められました。
今回日本初公開されるネベイラは、このコンセプト・ツーをベースに市販化に向けてさらなる改良を加えたモデルです。
特徴である強烈な加速力はコンセプト・ツーで示された値と同等のもので、公表値のシステム最高出力1914馬力・最大トルク2360Nmを発揮。1.81秒で時速100kmに到達し、最高速度は時速約412kmと発表。
世界のスポーツカーがベンチマークとしているドイツの名門サーキット「ニュルブルクリンク」のタイムは、7分05秒298を記録していますが、走りのみに特化せずフル充電すれば490kmもの長距離の航続も可能。全世界150台限定の生産を予定しています。
またネベイラという車名は、クロアチア近隣で発生する「雷を伴う激しい嵐」を由来とするもの。電気の力で激しい加速力を発揮する同車に合致するユニークな命名と言えるでしょう。
気になるネベイラの価格は200万ユーロで、日本円に換算し約3.1億円という超高級車ですが、すでに日本でも購入契約が進んでいるといい、運が良ければ公道で目撃できる機会があるかもしれません。
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