免許更新忘れても「ゴールド免許」のまま、なぜ? 「限られた条件」とは? さらに「どこでも免許更新」出来るって本当?
ゴールド免許なら全国どこでも免許更新できる…本当?
運転免許を更新する際は、最寄りの試験場などへ赴きます。
しかし、実はゴールド免許を持っていれば、他府県でも更新できるのですが、どのように手続きするのでしょうか。
運転免許を更新できるタイミングは、誕生日をはさんだ前後1か月の2か月間です。
その頃が近づくと、免許に記載した住所に「更新のお知らせ」はがきが届きます。
このはがきを見て初めて、「あぁ、もうそんな時期か」と気づく人も多いのではないでしょうか。
免許の有効期間は、誕生日を起点とした5年間です。70歳の人は4年、71歳以上の人は3年と短くなります。
また、違反したことのある人や、免許を取得して5年未満の人の有効期限も3年間です。
いずれにしても、免許を更新しようと思えば、住所地の免許センターなどへ出向かなければなりません。
ところが、ある条件を満たすと、全国の都道府県で更新できます。

それは、有効期限5年間であるゴールド免許を持っていること。つまり、優良運転者であれば可能になります。
なお、免許に身体の状態に応じた条件「眼鏡等、補聴器または特定後写鏡(ワイドバックミラー)使用の方は除く」を付与された場合、申請時に記載事項(本籍[国籍・地域]、住所、氏名)変更の届出。
または再交付申請を併せて行う場合、免許証再取得(失効手続)後の免許継続年数が5年未満の場合はいずれも対象外になりますので注意が必要です。
全国どこでも免許の更新ができるシステムは、出張先や旅行先で更新できれば便利かもしれません。
こうした手続きは、都道府県公安委員会を経由しているので「経由更新」とも呼ばれています。
経由更新は、各都道府県の免許センターなどで行えます。事前に該当する事業所へ問い合わせて、場所や更新できる時間などを確認しておくと良いでしょう。
東京都であれば神田運転免許更新センターか新宿運転免許更新センターで手続きできます。
ただ、更新できるタイミングが短くなるので注意が必要です。
経由更新の場合、更新期間は誕生日1か月前から誕生日までの1か月間しかありません。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。


























