もはや「部屋」を超えた!? 「車中泊」はオシャ内装のコンパクトSUVでも可能? ホンダ「ヴェゼル」なら星空眺めての「ゴロ寝」もOK!
車中泊には「ヴェゼル」の象徴「PLaY」が最適! でも「買えない」!?
前述の通り、全長4.3m級のコンパクトさがもたらす実用性をさらに高めながら、スタイリッシュなデザインと融合したのが2代目ヴェゼルの特徴といえます。
そんなヴェゼルを最も象徴するグレードといえるのが「e:HEV PLaY(イーエイチイーブイ プレイ、以下PLaY)」です。
内装は、ヴェゼルの上級グレード「e:HEV Z」同様に、質感を高めたプライムスムース(合成皮革)×ファブリックのコンビ素材を使用します。
しかし内装色は、e:HEV Zのシックなブラックに対し、PLaY独自のグレージュを採用し、室内の雰囲気を明るく演出しているのです。
そして、明るい内装色と共に室内の開放感を高めてくれる「パノラマルーフ」も、PLaY独自の装備です。
ガラス面には「Low-Eガラス」を採用し、90%以上の紫外線・赤外線をカットするだけでなく、日射透過率を25%以下に抑え、従来のモデルでシェードを閉めた状態と同等の室内環境を実現したといいます。
PLaYなら、旅先の景色が良いところで休憩する際にも、空を眺めながらの快適な「ゴロ寝」が楽しめそうです。
ヴェゼル PLaYの販売価格(消費税込)は、341万8800円です。
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2代目ヴェゼルは、2021年4月のデビュー早々に大人気を博しました。
ホンダがデビュー1か月後の5月に発表した受注状況では、5000台の月販計画台数に対し、その6倍となる3万2000台の累計受注台数を記録したと明らかにしてします。
なかでも、ヴェゼルの個性を象徴するPLaYに注文が殺到したことで、その後同グレードの受注が停止されてしまいました。
当初の生産割り当ての目論見が外れてしまったことに加え、その後のコロナ禍による部品供給遅れの影響もあり、納期の長期化はヴェゼル全体に広がる事態となっています。
首都圏近郊のホンダカーズ販売店スタッフは次のように話します。
「2022年の夏頃、一時的にPLaYの受注が再開したのですが、またすぐに中止されてしまい、今も注文が入れられない状況となっています」
ホンダが自社の公式ウェブサイトで公開する「工場出荷時期目処」(2023年9月1日現在)には、ガソリン車が半年以上、e:HEV車が半年程度の時間を要すると示しています。
一方で「一部タイプ・カラーがお選びいただけない場合がございます」との注釈があり、そのなかにPLaYが含まれているとみられます。
早期の受注再開が期待されるところです。
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