「えっ…!」“オデッセイSUV”!? “高級ミニバン+SUV”なんて斬新過ぎ! ホンダ「オデッセイ クロスクルーザー」とは
モーターショーやオートサロンなど、自動車イベントでは様々なコンセプトカーやカスタムカーが発表され、注目を集めます。2018年の「東京オートサロン2018」には、ホンダは高級ミニバン「オデッセイ」をSUV化した「ODYSSEY CROSS CRUISER(以下オデッセイ クロスクルーザー)」が出展され注目を集めていましたが、どのようなクルマだったのでしょうか。
えっ…!オデッセイSUVあった!? 「オデッセイ クロスクルーザー」とは
モーターショーに代表される世界各国で開かれる自動車イベントでは、様々なコンセプトカーやカスタムカーが発表され、注目を集めます。
2018年の「東京オートサロン2018」に、ホンダは高級ミニバン「オデッセイ」をSUV化した「ODYSSEY CROSS CRUISER(以下オデッセイ クロスクルーザー)」を出展しました。
オデッセイは、1994年に「クリエイティブ・ムーバーシリーズ」の第1弾として登場したモデルで、現行モデルは2013年に誕生した5代目。その現行型は、2020年11月6日に実施された大規模なマイナーチェンジが行われるも、翌2021年に日本の生産拠点統廃合に伴い国内での販売を終了していました。
しかし、その2年後の2023年4月7日には日本市場復活が宣言され、同年冬に販売が再開される予定となっています。
2023年6月20日には、ホンダの中国合弁会社「広汽本田汽車」が改良型の2024年型オデッセイを発表。同社の増城工場で生産され、この改良型が日本に正式に輸出されることも明言されました。つまり、今冬に日本で販売されるオデッセイは、このクルマとほぼ同等の仕様になることが推測されるのです。
そんなオデッセイですが、東京オートサロン2018では、マイナーチェンジ前の5代目オデッセイを“SUV仕様”とした「オデッセイ クロスクルーザー」が提案されていました。
オデッセイ クロスクルーザーは、ホンダ車の純正アクセサリーなどの企画・製造を行うホンダアクセスのブースに展示されたクルマで、当時同社はこのクルマについて「シーンを選ばず洗練された車旅を楽しむためのクロスオーバーミニバン。クラス感を感じさせる上質なデザインと行動範囲を広げる走破性を併せ持ち、非日常の豊かな体験へ導きます」と説明していました。
エクステリアは、ベースのオデッセイに対し、スキッドプレート風のデザインが採用された前後バンパー・サイドスカートや、樹脂製のフェンダー、ルーフレールが装備され、SUVのようなタフ感を演出。
足元には、オフロードタイヤとブラックのホイールが組み合わされ装備されており、走破性も高められています。
ショーカーながら、公道走行も可能とされており、そのまま販売されてもおかしくないような仕上がりでした。しかし、現在に至るまで同様のクルマやカスタマイズパーツは展開されていません。
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スライドドアを備える高級ミニバンながら、タフ感を高めるなど“SUV化”が施された“プレミアム クロスオーバーミニバン”という斬新なコンセプトを携えたオデッセイ クロスクルーザーでしたが、今年2023年「東京モーターショー」は「ジャパンモビリティショー」に名称を改め、10月に開催されます。
昨今のアウトドアブームや、高級ミニバンの台頭を考えれば同じようなコンセプトカーがでてきてもおかしくはないかもしれません。同イベントに今から期待が膨らみます。
これが「メチャかっこいい」のか、残念な感性。
よく見ると前期型がベースになっているのですね。
折角SUVを意識したカスタマイズをしても、一昔前のホンダののっぺりした感じが抜けず(寧ろ悪化してる)、カッコいいと断定するのはちょっと苦しい気が致します。
せめて現行型をベースにされた方が良かったですね。