「えっ…?」 2400万円のトヨタ「スープラ」現る! なぜ高い? ド迫力ウイング装着のスゴい「謎の仕様」とは
ド迫力ウイング装着のトヨタ「GRスープラ」がアメリカの中古車市場に登場し、話題となっています。
2400万円のトヨタ「スープラ」の特徴とは
近年アメリカやアジア、オセアニアなどでブームとなっている「JDM」スタイルのカスタム。
そんな中で1台のトヨタ「GRスープラ」がアメリカの中古車市場に登場しました。
年式の古い日本車をカスタムするスタイルは、「JDM」と呼ばれアメリカを中心にアジア、オセアニアなどで高い人気を誇っています。
「JDM(Japan Domestic Market)」とは「日本市場専用車」を意味し、厳密には日本でしか販売されていないクルマのことを指します。
JDMスタイルを展開するのが「リバティウォーク」です。
1993年に中古車販売店として創業したリバティウォークは、2008年にランボルギーニ「ムルシエラゴ」をベースとしたカスタムカーを開発。
翌2009年にアメリカ最大級のカスタムカーショーであるSEMAショーに出展、大きな注目を集めます。
その後も、フェラーリ「458イタリア」や日産「GT−R」、ランボルギーニ「アヴェンタドール」などの高級スポーツカーをベースとしたカスタムカーを毎年のように発表し、日本を代表するカスタムカーショップとして知られるようになります。
リバティウォークのカスタムは、日本の伝統的な「暴走族スタイル」を高級スポーツカーで実現していることが大きな特徴です。
バンパーを外したり、異なる車種のヘッドライトを移植したりといったカスタム。
さらにはリバティウォークの代名詞とも言えるリベット留めされたオーバーフェンダーを備えた「昭和の街道レーサースタイル」は、海外のユーザーにとっては非常に新鮮なものに映ったようです。
そんなリバティウォークによるフルカスタムが施されたトヨタ「GRスープラ」が、アメリカの中古車販売店に登場しています。
フロリダ州マイアミにある「MASTERPIECE AUTO」で販売されているこのGRスープラは、JDMの本流とも言えるスタイルが大きな特徴です。
ブラックのボディとそれに合わせたブラック塗装の19インチホイールや大型のウィング。
そしてオーバーフェンダーをはじめとするエアロパーツの数々は、ノーマルのGRスープラとは明らかに一線を画しています。
また、エアサスペンションへと換装されているほか、ECUチューンによって最高出力は450馬力へと強化されています。
このGRスープラを販売している「MASTERPIECE AUTO」は、自動車投資グループとして2019年に創業しており、ユーザーに対して投資商品として適したクルマを提案しているといいます。
そのなかで、このGRスープラには16万75000ドル(約2450万円)という驚きのプライスタグが掲げられています。
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このGRスープラには、リバティウォーク純正のパーツが装着されていることを示す証明書も付帯されています。
そういった点も、この個体のひとつの価値になっていると言えそうです。
これ一台買い物用に買うわ・・・