まるで「オデッセイSUV」なホンダ新型「アヴァンシア」実車展示! 13年ぶり車名復活の「“最上級”クーペSUV」北京に登場
2023年8月24日、ホンダと中国広汽集団の合弁会社「広汽本田」は、同年8月8日に発表されたホンダ新型「アヴァンシア(冠道)」のローンチイベントを実施したと公式SNSで公表しました。新型アヴァンシアは、どのようなモデルなのでしょうか。
新型「アヴァンシア」実車展示!
2023年8月24日、ホンダと中国広汽集団の合弁会社「広汽本田」(広東省広州市/以下、広汽ホンダ)は、同年8月8日に発表されたホンダ新型「アヴァンシア(冠道)」のローンチイベントを実施したと同社の公式SNSで明らかにしました。
新型アヴァンシアは北京で展示されたあと、様々な土地を巡るツアーを実施するようですが、どのようなモデルなのでしょうか。
日本でアヴァンシアといえば、プレミアムなステーションワゴンとして1999年にデビューしたモデルを思い出す人もいるかもしれません。
同車は、2003年に日本での販売を終了していますが、中国では広汽ホンダの“フラッグシップSUV”として2016年にその名称が13年ぶりに復活していました。
広汽ホンダのアヴァンシアのボディサイズは、全長4858mm×全幅1942mm×全高1670-1675mm。
日本で展開されていたCR-V(全長4605mm×全幅1855mm×全長1680mm)よりも大きいボディサイズを持つ一方、全高はわずかに低く抑えられ、リアゲートが大きく寝たクーペルックのSUVとなっており、ステーションワゴンだった頃のアヴァンシアの面影はありません。
エクステリアは、美しくも力強さを感じるデザイン。細やかな作り込みが高級感を感じさせます。
インテリアは、フラッグシップSUVにふさわしい華やかな仕上がりで、広々とした室内空間を実現しています。
パワートレインは最高出力187馬力・最大トルク243N・mを発揮する1.5リッターターボエンジンにCVTを組み合わせ搭載する「240TURBO」と、最高出力261馬力・最大トルク370N・mを発揮する2リッターターボエンジンに9速ATを組み合わせ搭載する「370TURBO」の2種類を用意しています。
駆動方式は240TURBOがFFのみ、370TURBOはFFと4WDを設定します。
2023年8月8日に登場した新型モデルでは、ボディカラーにエクストリームナイトシルバー、フォギーフォレスト、フェザーブルーを追加するほか、一部のボディパーツをブラック加飾とした特別仕様車「Magic Nightバージョン」を設定。
さらに、前後バンパーを専用デザインのものとするなど、ガラリと印象を変えるオプションパッケージ「1万台記念パッケージ」も用意されました。
インテリアでは内装色の設定にあった茶色系の設定を、高級感漂う濃い赤色の設定に変更するほか、センターコンソールの形状を大幅に改良するとともに、加飾パネルや付属品の質感を高めています。
価格は、240TURBOが23.98万元(約477万円)から、370TURBOが27.98万元(約557万円)からです。
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今回のローンチイベントは、北京をスタートし、モンゴル自治区中部の都市ウランチャブまで巡るツアーのようで、都市から火山まで様々な場所を走るようです。
広汽ホンダは、ローンチイベントのスタートを告げるとともに動画を公開しており、新型アヴァンシアを詳細に確認することができます。
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