全長6m超えのトヨタ「センチュリー」 超豪華内装の後席が凄い… 約1200万円のリムジン仕様とは
トヨタ「センチュリー」は、お抱え運転手によって目的地までの移動を行う「ショーファーカー」として長い歴史を誇ります。そんなセンチュリーのリムジン仕様が存在しました。
めちゃ長いやん! 謎の「センチュリー ストレッチリムジン」とは
トヨタ「センチュリー」をリムジン仕様にカスタマイズしたモデルが存在します。
どのような仕様なのでしょうか。
トヨタのセンチュリーは、お抱え運転手によって目的地までの移動を行う「ショーファーカー」として長い歴史を誇ります。
海外でショーファーカーといえば、ロールスロイス「ファントム」やメルセデス・マイバッハ「Sクラス」などがありますが、どちらも3000万円を優に超える価格です。
その点、センチュリーは現行モデルでも約2000万円とショーファーカーのなかでは比較的リーズナブルな価格設定といえます。
それでもセンチュリーは従来のトヨタ方式にはない、熟練の職人による手間暇かけた内外装の作り込みが施されています。
現行モデルは、2018年に登場した3代目モデルになりますが、今回のリムジン仕様は1997年に誕生した2代目モデルです。
初代モデルが誕生した1967年から実に30年ぶりという、超ロングライフからのフルモデルチェンジにより誕生した2代目は、見た目の印象はそのままに中身は大幅な進化を遂げました。
ボディサイズは、全長5270mm×全幅1890mm×全高1475mmと全幅と全高は先代モデルと比較してもあまり変更はないものの全長は100mm延長されて、拡大された分のほとんどは後席の足回りスペースに充てられています。
そして、トヨタだけでなく国産車としては初の5L V型12気筒のエンジンを採用し、現在でも国産車でV12エンジンを搭載したクルマは2代目のセンチュリーのみとなります。
しかも急なエンジントラブルにも対応できるように、片バンクの6気筒が故障で停止しても、もう片バンクの6気筒のみでも走行可能という、いざというときでもVIPの送迎が可能な仕組みとなっています。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。