全長3.7mのトヨタ新型「最小級SUV」に斬新「カオスルーフ」採用! まさかの「裏原宿系ブランド」コラボモデルがスゴい!

トヨタの国外専売車種「アイゴ」に有名アパレルブランドとコラボしたモデルがあります。どのようなモデルなのでしょうか。

裏原宿系ブランドとコラボ

 クルマの内装は乗る際に必ず目に入るため、カラーや素材にこだわりたいという人もいるかもしれません。
 
 そういったニーズは多いようで、一部車種には有名アパレルブランドとコラボし、特別に仕立てられた内装を持つモデルがあります。そのひとつが、トヨタ「アイゴX UNDERCOVER(アンダーカバー)」です。

まさかの「カオスルーフ」装備 有名ブランドコラボがスゴイ
まさかの「カオスルーフ」装備 有名ブランドコラボがスゴイ

 トヨタ「アイゴ」は、日本では売られていない欧州向けコンパクトカーです。

 初代は2005年に登場。以来、欧州向けトヨタ車の中では最も小さいサイズで、日欧をはじめ、世界各国で展開されている「ヤリス」よりもさらに安価なエントリーセグメントを担ってきました。

 現行型は、2021年11月に登場した3代目。最低地上高を比較的高めに設定し、クロスオーバータイプとなったほか、車名も「アイゴ X」に変わりました。

 アイゴXのプラットフォームは、ヤリスやコンパクトSUV「ヤリスクロス」と同じTNGA GA-Bプラットフォームを採用。ボディサイズは全長3700mm×全幅1740mm×全高1510mmと、国内で展開されるトヨタのベーシックカー「パッソ」よりわずかに大きい程度です。

 パワートレインは、最大出力72馬力・最大トルク93Nmを発揮する1リッター直列3気筒エンジンとCVTもしくは5速MTを組み合わせ、駆動方式はFFとなっています。

 そんなアイゴXですが、2023年3月1日にフランス・パリファッションウイークにて、限定モデルである、アイゴX UNDERCOVERを発表しました。

 これは、日本人デザイナーである高橋 盾(じゅん)氏が1990年に創立した東京・原宿発祥のアパレルブランド「UNDERCOVER」とコラボしたモデルです。

 ボディカラーは、都会の街並みにインスパイアを受けたという専用色「セレスティングレー」と「アトラスグレー」のツートンカラーを採用。グロスブラックの専用18インチホイールを装備します。

 このホイールを含め、サイドシルや前後バンパーなど、ボディ各所に「コーラル レッド」のアクセントカラーを配し、オシャレな印象に仕上げています。

 ルーフには、高橋 盾氏のモットー「CHAOS/BALANCE(カオス/バランス)」を記載したホワイトデカールが貼付され、専用フロアマットにも同様のレタリングが施されました。

 インテリアでは、専用レザーコンビシートなどにUNDERCOVERのロゴがあしらわれるほか、ステアリングやセンターコンソール、センターディスプレイの周囲などにも、外装同様にコーラル レッドのアクセントカラーが入っています。

 アイゴX UNDERCOVERは欧州全体で5000台のみの限定販売で展開されており、2万3700ユーロ(約375万円・フランス仕様)で2023年8月現在も販売中です。

※ ※ ※

 欧州だけでなく、国内にもこうしたアパレルブランドとのコラボモデルはいくつか販売されており、そのほとんどが少数限定モデルで用意されています。

 内装も含め、ファッションのように人とは違ったクルマで個性を発揮したいと考えている人には良い選択肢となるでしょう。

【画像】まさに「カオス」! ”裏原”系とコラボの「アイゴX」を画像で見る(79枚)

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1件のコメント

  1. アイゴはプジョ-との共同開発車でEU専売車である
    次期パッソが消滅との噂があり、ひょっとしてこのアイゴを逆輸入するのかも
    チェコで生産してるからお楽しみだ

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