トヨタ新型「SUVミニバン」実車展示! 圧倒的“迫力顔”がカッコイイ! 約400万円の「イノーバ ゼニックス」尼に登場
2023年8月10日から11日間にわたって開催された「ガイキンド(GAIKINDO・インドネシア自動車製造業者協会)インドネシア国際オートショー2023」にて、トヨタのインドネシア法人は、様々なクルマを展示しましたが、この中には、日本でもその登場を望む声も多い、新型「キジャン イノーバ ゼニックス(以下、新型イノーバ ゼニックス)」も含まれていました。どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタ新型「SUVミニバン」実車展示
2023年8月10日から11日間にわたって開催された「ガイキンド(GAIKINDO・インドネシア自動車製造業者協会)インドネシア国際オートショー2023」で、トヨタのインドネシア法人が新型「ランガ(Rangga)コンセプト(以下ランガ)」を世界初公開したほか、「カリヤ」や新型「アルファード」など様々なクルマを展示しました。
中には、日本でもその登場を望む声も多い、新型「キジャン イノーバ ゼニックス(以下、新型イノーバ ゼニックス)」も含まれていました。どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタは、アジア圏向けに「イノーバ」(国や地域によって名称が異なる)という後席ヒンジドアの3列MPV(ミニバン)を展開していますが、そんなイノーバの名前を冠し、樹脂製のフェンダーアーチなどでSUV要素を強めたクロスオーバー3列MPVが、新型イノーバ ゼニックス(市場によってはイノーバ ハイクロス)です。
プラットフォームには、日本でも展開されるカローラクロスやC-HRにも用いられるTNGAプラットフォーム(GA-C)を採用。コンセプトは「イノベーティブ・マルチパーパス・クロスオーバー」で、耐久性や快適性などあらゆる要素を兼ね備える“マルチに活躍できるクルマ”となっているといいます。
ボディサイズは全長4755mm×全幅1850mm×全高1795mmで、最低地上高は185mmとしっかりSUV並み。日本で販売されている車両で言えば三菱「デリカD:5」に近しいサイズとコンセプトをもちます。
エクステリアでは、ゴツゴツとした筋肉質な印象のボディが、しっかり“SUV”らしい印象を高めているほか、リアではトヨタ「RAV4」との共通性も感じる精悍なデザインに仕上がっています。
インテリアは、直線を多用した外観同様タフなデザインの中に、シルバーのトリムが各所にあしらわれ、クラスを超えた高級感を備えるほか、電動オットマン付きの2列目シートや開閉可能な大型サンルーフ、イルミネーションライトなどを採用し、ショーファーカーさながらの豪勢な移動空間となっています。
パワートレインには、システム最高出力約183馬力を発揮する2リッター直列4気筒ガソリンエンジン+モーターのハイブリッド仕様と、最高出力172馬力を発揮する2リッター直列4気筒のガソリンエンジン仕様の2種類。これに組み合わされるトランスミッションはCVTです。
ボディカラーには、プラチナホワイトパール、シルバーメタリック、アティチュードブラック、グレーメタリック、ダークスチールマイカの5色が設定されます。
価格はガソリンエンジン搭載モデルが4億2560万ルピア(約403万円)から、ハイブリッドモデルが4億6860万ルピア(約444万円)からです。
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新型イノーバゼニックスは、国内では販売されない海外専売車種。SNSなどでは、「欲しい」など日本導入を望む声もありますが、2023年8月現在導入の予定は発表されていません。
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