トヨタ「ランクルトラック」爆誕!? 「超人気SUV」をぶった切り&トラック化! ド迫力“Rambler VEHICLES仕様”がカッコイイ
オーストラリアのカスタムショップ「Rambler VEHICLES(ランブラー ビークルズ)」が、トヨタ「ランドクルーザー(300系)」のピックアップトラックを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
超人気モデルの「ランドクルーザー(300系)」をぶった切り?
オーストラリアのカスタムショップ、Rambler VEHICLES(ランブラー ビークルズ)が、本格四輪駆動車の世界最高峰として知られるトヨタ「ランドクルーザー(300系)」のピックアップトラックを発表しました。
ランドクルーザー(300系)といえば、生産遅れによって争奪戦が繰り広げられている超人気モデルです。そんな希少性にRambler VEHICLESは臆することなく、乗員スペースと荷物スペースを境に真っ二つに切断。ホイールベースを延長するとともに、切断部より後ろ側をデッキ(荷台)とし、ダブルキャブ(前席+後席)のピックアップトラックへと生まれ変わらせました。
デッキの前方に設置されているボックスは、130リッターの冷蔵庫と電源システムが収納されているほか、上部に100Wのソーラー発電機が搭載されています。このボックスは「MINI」サイズですが、デッキをフルに活用した「MIDI」サイズにすることも可能です。
後席ドアと後輪の間にある異形の枠線は、収納スペースのフタです。後席ドアの開口部にある小さなボタンを押すとフタが開き、どんがら(内装のない鉄板むき出し)の空間に荷物を載せることができます。
テールランプのチープ感が否めない後ろ姿は、文字通りトラックそのもの。伝統のラダーフレームが露わで、無骨な印象を強めています。一見してランドクルーザー300だと分かる人はそうそういないでしょう。
一方、切断部より前側で目をひくのは、まずグリルガードとバンパーを一体化したブルバーです。そこからサイドへと囲むようにフェンダーレールが装着され、さらにドア下に取り付けられたサイドステップは、ホイールベースの延長に伴って設計された、このピックアップトラック専用パーツとなっています。
そのほか、川などを渡る際、エンジンに空気を取り入れるためのパイプ「シュノーケル」やウインチが装着されるなど、ランドクルーザー300ならではの悪路走破性をさらに向上させるようなワイルド風味の強い仕上がりになっています。
3.3リッターV6ツインターボのディーゼルエンジン(最高出力304馬力、最大トルク700Nm)に10速ATを組み合わせたパワートレーンそのものについては、ノーマルから大きく変更されていません。一方、タイヤ・ホイールやサスペンションなどの足回りはカスタムされており、2インチのリフトアップが図られています。
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オーストラリア市場はピックアップトラックの人気が根強く、1984年にデビューしたランドクルーザー70のピックアップトラックがいまなお新車としてラインナップされており、2023年8月2日に初公開された新型「ランドクルーザー70」にも、日本とは違い、引き続きピックアップ仕様が設定される予定です。
また、Rambler VEHICLESでは、先代にあたる200のピックアップトラックも手がけており、「ピックアップカスタムのスペシャルショップ」としての地位を築いています。
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